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5262 日本ヒューム

東証P
893円
前日比
+46
+5.43%
PTS
881円
15:33 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.6 0.52 3.81 33.05
時価総額 262億円
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決算発表予定日

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日本ヒューム Research Memo(4):基礎事業と下水道関連事業が主力、太陽光発電・不動産事業も手掛ける


■日本ヒューム<5262>の事業概要

1. セグメント情報
セグメントは、基礎事業、下水道関連事業、太陽光発電・不動産事業、その他事業の4つである。基礎事業では、コンクリートパイルの製造・販売・施工、PCウェルの工法※の製品製造及び施工等を手掛けている。下水道関連事業では、ヒューム管等コンクリート製下水道関連製品の製造・販売から管渠更生や耐震化工事等の一連の下水道関連の工事、セグメント・壁高欄・ボックスカルバート等のその他プレキャストコンクリート製品の製造・販売を行っている。太陽光発電・不動産事業は、太陽光発電事業や不動産の賃貸・管理及び開発、環境関連機器の販売及びメンテナンスを行っている。その他事業については、下水道関連工事用の機材レンタル等を行っている。

※PCウェル工法とは、同社のオリジナル工法で、工場製作した鉄筋コンクリート造の単体ブロックを施工地点にて接続・一体化し、内部をハンマグラブなどにより掘削・排土しながらグランドアンカーなどを反力として圧入・沈設する工法である。PCウェルが適用できる構造物には、橋梁下部構造(基礎と橋脚)、擁壁、工場施設、建築物、人工地盤などの基礎構造をはじめ、人孔・立坑やポンプ井等の内空を利用する地中構造物などがある。外径1.6mから8.0m程度までの構造物に利用され、大深度(実績75m)の施工も可能である。同社においては、1968年に橋梁基礎で実用化して以来、2,500基を超える実績がある。


2022年3月期のセグメント別売上構成比は、基礎事業が57.0%、下水道関連事業が37.9%、太陽光発電・不動産事業が4.9%、その他事業が0.2%である。一方、営業利益構成比(調整額除く)は、基礎事業が7.8%、下水道関連事業が63.9%、太陽光発電・不動産事業が26.8%、その他事業が1.5%である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《SI》

 提供:フィスコ

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