貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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5020 ENEOS

東証P
711.9円
前日比
+8.5
+1.21%
PTS
711.9円
23:36 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.9 0.69 3.09 12.24
時価総額 21,591億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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ファーマF Research Memo(2):健康維持と生活の質の向上に役立つ機能を明確に持つ食品素材を創造


■会社概要

1. 会社概要
ファーマフーズ<2929>は、人々の健康に貢献することを経営の基本方針に掲げ、「医薬」(Pharmaceuticals)と「食」(Foods)の融合からなる「ファーマフーズ」(Pharma Foods)を目指すバイオテクノロジー企業である。生命活動と健康維持に重要な3つの要素である「免疫」「老化」「神経」を開発コンセプトとし、卵、牛乳、緑茶、米、乳酸菌など、身近な素材から3要素に機能する成分の探索を行い、科学的根拠に基づいた独自の技術及び製品を提供することで、健康維持と生活の質の向上に役立つ機能を明確に持つ食品素材を創造している。

2022年7月期末時点で、本社所在地は京都市西京区、グループは同社及び連結子会社5社((株)ファーマフーズコミュニケーション、(株)フューチャーラボ、(株)メディラボ、明治薬品(株)、(株)PF Capital)、持分法適用関連会社2社(ベナート(株)、オンキヨー(株))で構成されている。ファーマフーズコミュニケーションはBtoC事業のコールセンター業務、フューチャーラボ及びメディラボは化粧品の販売、明治薬品は医薬品・医薬部外品製造販売を行っている。

2022年7月期末時点の総資産は31,159百万円、純資産は7,074百万円、資本金は2,042百万円、自己資本比率は22.7%、発行済株式数は29,073,800株(自己株式52,483株含む)である。

2. 沿革
同社は、1997年9月に機能性食品素材の開発・販売を目的に(株)ファーマフーズ研究所として設立し、2004年10月に商号を(株)ファーマフーズに変更した。主な機能性素材製品については、2001年9月にギャバ含有素材「ファーマギャバ(R)」を発売、2012年8月には通信販売ブランド「タマゴ基地(R)」を開始し「iHA(R)」配合サプリメント「タマゴサミン(R)」を発売、2018年11月には「HGP(R)(Hair Growth Peptide)」配合の医薬部外品「ニューモ(R)育毛剤」を発売した。

M&A・アライアンスについては、2021年3月に三洋化成工業<4471>と、7月にロート製薬<4527>とそれぞれ資本業務提携、同年8月には認知機能診断アプリ開発の(株)アイ・ブレインサイエンスに出資したほか、明治薬品を完全子会社化した。同年12月には、オンキヨーと業務提携(2022年5月に第三者割当増資を引き受け持分法適用関連会社化)し、補聴器事業へ参入した。また、2022年4月にはタンパク質解析で国内トップレベルの実績・技術力を誇る(株)アンテグラルのバイオサイエンス事業(プロテオーム解析事業)を吸収分割により承継した。直近では同年7月に、卵由来の液体肥料の製造を行うENEGGO(株)に、ENEOSホールディングス<5020>と共同で出資した。

株式関係では、2006年6月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズに株式上場、2016年12月に同市場第2部に市場変更、2021年2月に同市場第1部指定となった。また、2022年4月からの東証市場区分の見直しに伴い、プライム市場へ移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《NS》

 提供:フィスコ

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