コニシ---1Q営業利益4.4％増、産業資材関連が引き続き大きく伸長

コニシ<4956>は7月29日、2017年3月期第1四半期（16年4-6月）決算を発表。売上高が前年同期比1.6％増の272.99億円、営業利益が同4.4％増の9.92億円、経常利益が同14.7％減の8.95億円、四半期純利益が同48.0％増の6.32億円だった。

住宅関連では、現場にて施工される内装工事用接着剤やタイル用接着剤、工場において加工される建築資材に用いられる接着剤の売上が増加。また、産業資材関連においては、紙関連用途向けの水性接着剤やトラック架装業界が好調なことからパネル用途向けのウレタン系接着剤が引き続き大きく伸長。一般家庭用関連では、防水スプレーが定番導入の効果などで伸長した。また、土木建築業界向け接着剤、シーリング材も好調を維持した。

17年3月期通期については、売上高が前期比6.0％増の1260.00億円、営業利益が同3.9％増の66.30億円、経常利益が同5.0％増の67.10億円、当期純利益が同11.1％増の41.80億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

　提供：フィスコ