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2015年11月25日16時00分

アジュバン Research Memo(1):高成長路線への復帰に向けて順調なスタート


アジュバンコスメジャパン<4929>は自然派化粧品メーカー。「糖・ミネラル」にこだわった安心・安全な製品を、最終消費者に対して確実伝達できるよう、美容サロンを通じたカウンセリング販売にこだわった経営を実践している。製品ラインアップはスキンケア、メイクアップ、ヘアケア、ボディケアとビューティケア全般に及んでいる。

同社の業績拡大ペースは2015年3月期に急ブレーキがかかった。その主たる原因は非正規流通の横行による機会損失であった。2016年3月期は非正規流通への対策は言うまでもなく、再び高成長路線へ回帰するために様々な布石を打つ年という位置付けだ。この点、これまでのところは順調に進捗している状況だ。

2016年3月期第2四半期決算は、底打ち反転を確認できた決算であった。売上高は計画に対してショートしたものの、利益は計画どおりに着地した。売上高の未達は、計画が高過ぎたためと弊社では考えている。非正規流通対策の一環で大手代理店との契約を解消し、今期は収益のベースが一段大幅に下がったところからスタートした。その状況において前年同期比増収を達成した、同社の販売力と製品力を積極的に評価すべきというのが弊社の考えだ。

非正規流通対策以外の高成長路線への回帰へ向けた取り組みも注目すべき施策が揃っている。ロイヤルユーザー(サロン)へのコンサルティング営業の強化や代理店営業の強化、ヘアカラー剤営業の強化、研究所開設による商品開発と原価率低減の取り組み等がその具体的な内容だ。同社は2016年3月期から2018年3月期までの3ヶ年中期経営計画に取り組んでいる。2015年3月期の減収減益決算を踏まえて、中期経営計画の業績計画が引き下げられたが、上記諸施策の進捗次第では業績計画の上方修正の可能性は十分あり得ると弊社では考えている。

■Check Point
・非正規流通経路への商品流出を防止、全商品をトレース
・2016年3月通期は増収減益予想だが、利益は上振れの可能性も大
・個人株主を重要視しており、株主還元に積極的

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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