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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4763 C&R

東証P
1,671円
前日比
+7
+0.42%
PTS
1,670.4円
10:54 05/01
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.7 2.34 2.57 56.47
時価総額 384億円
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C&R社 Research Memo(8):2024年2月期業績も過去最高業績の更新が続く見通し


■業績見通し

1. 2024年2月期の業績見通し
クリーク・アンド・リバー社<4763>の2024年2月期の連結業績は、売上高で前期比13.3%増の50,000百万円、営業利益で同13.7%増の4,500百万円、経常利益で同12.4%増の4,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同3.5%増の3,000百万円と増収増益が続く見通し。引き続き主力のクリエイティブ分野(日本)を中心に拡大を見込んでいるほか、投資段階の子会社の収益改善も進むと見られる。また、2023年1月にテレビ番組制作等を手掛けるシオングループ及びその子会社2社を子会社化したことで、約20億円の増収要因となる(利益への影響は軽微)。

費用面では人件費や教育研修費、採用費等の増加が続く見通し。2023年春の新卒採用者数は299名(前期末比139名増)と過去最高水準となり、2024年春も350名の新卒採用を計画するなど、事業拡大に向けた人材投資を継続していく方針だ。また、システム投資については前期並みの水準を計画している。2024年2月期は実効税率が元の水準に戻ることを前提としているため、親会社株主に帰属する当期純利益は1ケタ台の増益となる見込みだ。

なお、上期業績については売上高で前年同期比13.3%増と2ケタ増収となる一方で、営業利益は同1.5%増と微増益に留まる計画となっている。これは新卒社員の増加に伴い人件費や教育研修費が増加することに加えて、前第1四半期は医療分野の利益水準が新型コロナウイルスワクチン接種に関連したスポット案件の増加により高くなった反動による。このため、当第1四半期の営業利益は減益となる可能性が高いが、あくまでも一時的なものであり、通期で見れば会社計画どおりに2ケタ増収増益を達成する可能性が高いと弊社では見ている。実際、足元の受注状況に翳りは見られず、順調な滑り出しとなっているようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《AS》

 提供:フィスコ

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