楽天の目標株価引き下げもカードの拡大に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
SMBC日興証券は、楽天<4755>の目標株価を引き下げるとして、そのレポートを11/11付け「Opening Bell」に掲載しています。
同レポートによれば、同社の16/12期3Qの営業利益はSMBC日興証券の予想を上回っているもののサプライズはない、とのこと。とくに3Q決算の最大の注目点である国内EC流通総額についても、+10%と加速感は見られていない、との評価のようです。
一方で、『カード事業において、初めての提携カードである楽天ANAカードを発行し、提携カードの拡大検討を開始した』点に着目。『提携カード拡大が始まれば、獲得コストの低下の可能性もありえ、中期的に期待が高まろう』とポジティブに評価するとともに、今回の新予想には提携カードの拡大はまだ織り込んでいないことから、その拡大時期に注目している、ということです。
そして『目標株価は1,400円→1,350円へと調整するも、セクター相対の上値余地は中位であり、投資評価「2」継続』する、と同レポートは伝えています。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
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フィスコリサーチレポーター花田浩菜
《FA》
提供:フィスコ