貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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東証P
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前日比
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23:33 04/26
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単位
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0.94 1.47 56.18
時価総額 28,929億円
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ファーストロジック<6037> ---国内最大規模の投資用不動産情報サイトを運営


ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』7月4日放送において、ファーストロジック<6037>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 向後 はるみ)

Q.まずは企業の概要からお願いします。

ファーストロジック<6037> は国内最大規模を誇る、投資用不動産情報サイト「楽待(らくまち)」を運営しています。2015 年2 月に東証マザーズ市場に上場し、その1 年後の2016 年2 月に東証1 部へと昇格しています。
2015 年4 月にヤフー<4689> と業務提携し、「Yahoo! ファイナンス」上で配信されることとなったことが会員数急増に繋がり、2016年2月末時点の会員数は64,000人を突破。掲載収益物件数や利用者数においても国内No.1 のポジションを確立しています。

Q.事業の詳細を教えてください。

ファーストロジックの主力である「楽待」は、不動産物件情報を掲載する不動産会社を「加盟店」として、個人投資家を「会員」として管理し、マッチングに特化した収益モデルを採
用しています。
収益はすべて加盟店から得られる事業モデルとなっており、個人会員はすべて無料で利用することができます。
具体的には、有料で「楽待」に掲載する「物件掲載サービス」や、個人会員の希望に該当する物件の情報を、メールで送付できる「提案サービス」、「広告掲載サービス」、査定を行った加盟店からフィーを得る「査定サービス」があります。

15年7月にローンチした「楽待」のオプションとしての位置にある「大家さんの味方」の事業モデルについても、原則としては「楽待」と類似したサービスとなっています。

Q.業績についてはいかがでしょうか?

6月14日に発表した2016年7月期第3四半期決算は、売上高が前年同期比38.6%増の9.01億円、営業利益が前年同期比13.2%増の4.06億円の着地となりました。
通期については、売上高が前期比37.1%増の12.51億円、営業利益が前期比22.3%増の5.75億円、経常利益が前期比19.9%増の5.51億円、当期純利益が前期比28.5%増の3.69億円とする期初計画を据え置いています。

Q.不動産投資というと足元のマイナス金利政策が気になりますが、こちらについてはいかがでしょうか?
マイナス金利は、不動産投資市場にとってプラス・マイナス両方の影響があります。プラス面は資金調達コストが低下することにより、投資意欲を後押しする効果です。
「楽待」の会員である個人投資家の場合、不動産取得に対する借入比率は約90%とされるだけに金利低下のインパクトは大きく、不動産投資市場の活性化につながるといえます。一方、マイナスの影響としては、資金調達力増大を背景に、買いたい投資家が増えるため物件価格が上昇し、投資利回りが低下する点が挙げられます。
この影響について差し引いてどうかと言えば、プラスであると考えています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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