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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4554 富士製薬工業

東証P
1,601円
前日比
+5
+0.31%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
6.3 0.93 2.65 17.61
時価総額 396億円
比較される銘柄
東和薬品, 
ダイト, 
JCRファ
決算発表予定日

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個人投資家・有限亭玉介:先高感が出ている低PBR関連株に注目中【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年3月13日10時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

「上場企業」という箔だけが欲しい低PBRのまま長年放置された企業は、東証からの要請に戦々恐々としているかもしれません。株主還元に積極的でない企業は投資家から敬遠されますし、東証としても魅力ある市場にするべく今後も積極的にアプローチをかける可能性があります。

東証のフォローアップ会議の説明資料では「特にPBRが1倍を割れている場合には、市況の悪化など一時的な影響によるものである場合を除き、十分な対応が求められる旨を通知に明記」と記載されておりますので、該当企業は通知予定の2023年春から改善を余儀なくされるでしょう。

全上場会社の約半数がPBR1倍割れ・ROE8%未満とも言われており、それでは世界的に魅力ある市場とは言えませんな。東証からの指導によって企業の増配や自社株買いが増えれば、投資家としては当然その利ザヤを狙いに行きますよ。このような潮流が企業全体へ波及すれば、日本の景気も少しは上向きになりそうです。

PBR1倍割れの企業をまとめて物色したいところですが、やはり業績や将来的な競争力をしっかりとチェックする必要があります。兎角、業績好調の低PBRであれば、見逃す訳にはいきませんな。

コンクリート2次製品メーカーであるヤマウHD<5284>は、2月24日に期末一括配当を30円から58円に配当修正すると急騰しました。上昇後の高値圏でもPER・PBRともに割安水準ですので、再び動きがあるかもしれませんねぇ。

建設機械等の販売・レンタルを手掛ける南陽<7417>は、3月7日に上方修正と増配を発表すると動意しました。動意後のチャート(日足)も上昇トレンドを築けるか監視中。23年3月期は4期ぶりの過去最高益予想という事もあり、低PBR銘柄が物色される潮流を受けて2018年10月の高値を更新できるか注視しております。

2月から下値を切り上げているJKホールディングス<9896>は、165万株の自社株買いの実施及び3月24日付で80万株を消却するとの発表が好感されました。PER・PBRともに割安水準であり、仕入れ値の上昇で利益が圧迫されながらも業績は堅調に推移しております。

女性医療領域に強みを持つ富士製薬工業<4554>も低PBRの思惑から直近で買われているようですねぇ。不妊治療など国策関連として新しいニュースが発表された後にも、物色が入る可能性は秘めておりますよ。

鮮やかな上昇トレンドを築いている九州リースサービス<8596>は、直近で昨年来高値を更新しております。業績好調に加えて、PER・PBRともに割安で物色が入っているようです。2017年11月に付けた高値を目指すか…。

最後は世界的なニーズの高まりから特殊鋼を手掛ける銘柄をまとめてご紹介します。三菱製鋼<5632>は今年1月から下値を切り上げており、バリュー株として物色されている模様。トヨタ系特殊鋼大手の愛知製鋼<5482>は直近の決算は減益ながらも4月27日の決算発表前に買われており、特殊鋼関連として思惑があるか。業績好調の山陽特殊製鋼<5481>も23年3月期と来期予想を注視ですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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