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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4396 システムサポート

東証P
1,852円
前日比
-54
-2.83%
PTS
1,880円
20:52 05/08
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.4 4.00 1.94 38.13
時価総額 192億円

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システムサポート Research Memo(6):自己資本比率の上昇傾向が続き財務内容は健全


■業績動向

3. 財務状況と経営指標
システムサポート<4396>の2024年6月期第2四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比699百万円増加の9,569百万円となった。流動資産では現金及び預金が533百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が156百万円増加した。また、固定資産では有形固定資産が27百万円、無形固定資産が23百万円、投資その他の資産が3百万円減少した。

負債合計は前期末比199百万円増加の4,945百万円となった。運転資金のための借入れ実施により有利子負債が729百万円増加した一方で、未払費用が643百万円減少した。純資産合計は同499百万円増加の4,624百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金支出により、利益剰余金が438百万円増加した。

経営指標について見ると、株主資本の増加によって自己資本比率が前期末の46.5%から48.3%に上昇した。有利子負債比率は同24.5%から37.6%に上昇したが、例年、第2四半期末は運転資金確保のための借入れを実施していることから、期末にかけて低下する傾向にある。前年同期末の有利子負債比率が43.0%であり、実質的には有利子負債比率も改善していると捉えられるため、2024年6月期末は前期末の水準からさらに低下する可能性が高い。ネットキャッシュ(現金及び預金-有利子負債)もプラスを維持しており、下期も好調な収益が続く見通しであるため、期末のネットキャッシュは前期末比でさらに積み上がると弊社では予想している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HH》

 提供:フィスコ

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