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クイック---1Q増収増益、人材サービス事業が業績に貢献


クイック<4318>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.2%増の63.02億円、営業利益が同0.9%増の19.24億円、経常利益が同0.7%増の19.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.5%増の13.78億円となった。

人材サービス事業の売上高は前年同期比9.7%増の47.59億円、営業利益は同18.7%増の21.36億円となった。人材紹介を取り巻く事業環境は、パソコン・スマートフォンの需要増加を受けて半導体業界の採用ニーズは旺盛だった。また、緊急事態宣言解除後の建設・土木分野や看護師分野における採用活動の活性化等に伴い、専門職・技術職の人材紹介や保育士紹介の業績が順調に拡大し、看護師紹介も堅調に推移した。人材派遣・紹介予定派遣・業務請負等は、医療・福祉分野において、緊急事態宣言解除後に稼働数が徐々に回復し、看護師派遣及び保育士派遣の業績は順調に拡大した。一方、一般的な業種・職種の人材派遣は、顧客企業の休業やテレワーク対応等による派遣スタッフの自宅待機及び稼働時間減少に伴い業績は低調だった。

リクルーティング事業の売上高は前年同期比45.2%減の4.64億円、営業損失は1.39億円(前年同期は1.98億円の利益)となった。新卒採用領域において新型コロナウイルスの影響により、イベントの取り扱いは大きく減少した。また、顧客企業の新卒採用活動に関する予算や時期の見直し等により、新卒採用サイト及びインターンシップサイトへの広告取り扱いも伸び悩んだ。中途採用領域では、採用ニーズが旺盛な医療・介護・物流分野等の取り扱いを中心にIndeedの売上高は約2倍に拡大した。一方、飲食店や販売及びサービス業、人材派遣会社等の顧客企業からの求人広告出稿が大幅に減少したことにより、求人広告の取り扱いは大きく減少した。

情報出版事業の売上高は前年同期比16.3%減の4.17億円、営業損失は0.01億円(前年同期は0.41億円の利益)となった。Indeedの取り扱いが順調に推移した。しかし、生活情報誌においては新型コロナウイルス感染拡大に伴う営業時間短縮や休業要請等により、販促広告の出稿が大幅に減少した。また、緊急事態宣言解除後より回復傾向となったが住宅領域におけるイベント告知広告が減少し業績は落ち込んだ。メディア以外のサービスは、「ココカラ。」ブランドで展開するコンシェルジュサービスは4月の入社実績が好調だった転職領域の業績が大きく拡大し、コンシェルジュサービス全体の業績拡大を牽引した。

その他の売上高は前年同期比38.6%増の6.60億円、営業利益は同81.8%増の1.39億円となった。IT・ネット関連事業について、HRソリューション業界内では、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に販促ニーズが低下したことで、主力の「日本の人事部」サイト等の広告収入は減少したが、オンラインイベントの成功により、HRビジョンの利益面は横ばいとなった。また、クロノスにおいて、ラーニング分野では、新入社員研修サービスのオンライン化実現に加え、新型コロナウイルスの影響により開発案件が中断・終了した顧客企業のエンジニアの育成提案を積極的に進め、新たな研修ニーズを取り込めたことで、業績は順調に推移した。海外事業は、海外各社に対して、2020年4月より同社グローバル事業本部が営業支援を行っており、国際間の転職支援(クロスボーダーリクルートメント)や現地での転職希望登録者獲得のためのサポート等に取り組んだ

2021年3月期通期の連結業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を合理的に算定することが困難なことから、現時点では未定としている。今後、新型コロナウイルスの影響を見極めながら、合理的な業績予想の算定が可能となった時点で、速やかに開示するとしている。

《YM》

 提供:フィスコ

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