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4199 ワンダープラネット

東証G
1,159円
前日比
+30
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業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
4.01
時価総額 30.1億円
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ワンプラ Research Memo(7):コンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業新規タイトルの開発に引き続き注力


■現在の注力分野

1. 現在の注力分野
ワンダープラネット<4199>は現在の注力分野として、(1) 営業黒字化、(2) 既存タイトル収益確保、(3) 新規タイトル開発を挙げている。(1) 営業黒字化については、運営体制の適正化による費用削減の実施をしてきており、会社全体のコスト総額は、第3四半期は前四半期比で約20%の削減予定、当第4四半期は当第3四半期とおおむね同等を想定し、2023年8月期は通期の営業黒字化を目指している。(2) 既存タイトル収益確保については、既存タイトルによる継続的な利益貢献を目指し、第2四半期まで好調に推移した「クラッシュフィーバー」は、第4四半期の日本版8周年の盛り上げに努め、「アリスフィクション」は今まで実施した費用削減により損益分岐点を目指すとしている。(3) 新規タイトル開発については、長期的な収益の柱の位置付けとなる新規タイトルの開発として、世界的ヒットゲーム開発実績を持つ協業先のコンシューマー系ゲーム開発会社との共同事業新規タイトルの開発に引き続き注力しており開発は順調に進行しているが、2024年8期期の業績影響を精査中としている。新規タイトル開発については、機関決定されたものだけが公表されており、その他にも今後の新規開発について社内で随時検討は進められている。

なお、2023年1月13日に、ブロックチェーンゲームの参入準備について、共同事業先であるGame Changerと協議した結果、2023年8月期中のサービス予定開始をリリース時期未定とする原契約の内容変更について合意したことを公表しており、この内容変更による2023年8月期の業績への影響は現時点で軽微であるとしている。

2. 開発中の新規タイトル
同社はコンシューマー系ゲーム開発会社と開発中の新規タイトルにおける契約変更について、直近の業績状況を踏まえ協議を行い、協業先の厚意もあったことで合意に至ったとしている。契約変更のポイントとしては、まず同社が負担する開発費用の拠出に対し、短期的にその費用を抑制する条件へ変更となった点が挙げられる。これにより、同社が負担する開発費が減少する見込みで、第3四半期以降の開発費の減少に加え、開発開始から第2四半期までの開発費についても、第3四半期で精算を行う予定である。一方で、タイトルリリース後においては、同社の強みである「長期運営力」を生かし、運営しながら中長期的な累計収益機会の確保が可能な内容とした。開発期間を含め費用拠出を抑制しつつ、長期的な収益の柱としての位置付けが維持されており、引き続き開発に注力していくとのことで、詳細な概要について公表すべき事項は今後適時開示やプレスリリースとして随時公表していくとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)

《YI》

 提供:フィスコ

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