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3987 エコモット

東証G
478円
前日比
-6
-1.24%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
54.8 2.78 5.11
時価総額 25.2億円
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エコモット Research Memo(7):2019年3月期第2四半期累計の予想はコンサバ


■今後の見通し

●2019年3月期の業績見通し
エコモット<3987>の2019年3月期通期の業績は、売上高で前期比18.4%増の1,924百万円、営業利益が同13.1%増の133百万円、経常利益で同4.1%増の120百万円、当期純利益で同5.0%増の82百万円を予想している。営業・開発体制強化に伴う人件費増により、売上高営業利益率は前期比0.4ポイントダウンの6.9%としている。

ソリューション別売上高予想は、インテグレーションソリューションが同118.8%増の400百万円、コンストラクションソリューションが同48.8%増の925百万円、モニタリングソリューションが同2.3%減の170百万円、GPSソリューションが同33.6%減の429百万円としている。インテグレーションソリューションは、セルラーLPWA対応通信デバイス販売などKDDIとのアライアンスを強化する。コンストラクションソリューションは、営業体制強化により「現場ロイド」の売上増を見込む。日本コムシスとの防災分野での協業も本格化する。GPSソリューションは、「Pdrive」のOEM提供の大口案件が一巡したことからフロー売上の減少を予想している。

第1四半期の業績が計画を上回ったものの、第2四半期累計の予想を据え置いた。その結果、計算上では第2四半期3ヶ月の予想売上高が前年同期比7.7%減少し、営業損失は前年同期の14百万円から83百万円に拡大することになる。同社は、順調な採用で営業力を強化しており、減収は想定し難い。また、中途採用のエンジニアは即戦力であることから、収益拡大への寄与が期待される。下期偏重の収益体質であることから、現時点での通期予想見直しには時期尚早であろうが、弊社としては第2四半期累計の予想は保守的と見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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