王子ホールディングス<
3861>と北越紀州製紙<
3865>が堅調となっている。きょう付の日本経済新聞で「菓子箱などに使う白板紙の価格を4月1日出荷分から1キロ10円(9%)以上引き上げる」と報じられており、採算改善を期待した買いが入っているようだ。
記事によると、古紙やパルプといった原材料の価格や物流費の上昇を転嫁するのが狙いという。昨春にも値上げを打ち出したものの古紙価格が一時軟調になり浸透しなかったが、中国の底堅い需要で古紙は高止まりが続くと判断し、白板紙の出荷も好調であることから、改めて値上げを目指すとしている。
出所:
みんなの株式(minkabu PRESS)