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3804 システム ディ

東証S
1,193円
前日比
-33
-2.69%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.1 1.91 2.01
時価総額 77.5億円
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決算発表予定日

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システム ディ Research Memo(3):2023年10月期第2四半期累計業績は増収減益となるも会社計画は上回る


■業績動向

1. 2023年10月期第2四半期累計業績の概要
システム ディ<3804>の2023年10月期第2四半期累計の連結業績は売上高で前年同期比5.8%増の2,428百万円、営業利益で同18.4%減の551百万円、経常利益で同18.4%減の551百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同14.0%減の376百万円となった。売上高は公会計ソリューション事業を除いて各事業が順調に増加し過去最高を更新したものの、販売ミックスの変動や営業経費、人件費の増加により減益となった。ただ、期初会社計画に対してはいずれも若干上回って着地した。

売上高の内訳を形態別で見ると、フロー売上が前年同期比0.8%減の1,260百万円、ストック売上が同13.9%増の1,167百万円となった。フロー売上は、前年同期に公教育及び公会計ソリューション事業で新規導入案件が急増した反動で微減となった。一方、ストック売上については累計顧客数が前年同期末比で445件増の9,490件と順調に積み上がったことで2ケタ増収となった(現役ユーザー数は6,872件)。

売上総利益率は前年同期の49.9%から44.3%と5.6ポイント低下した。公教育及び公会計ソリューション事業で採算の良いフロー収入が減少したことや、ウェルネスソリューション事業で販売ミックスが変動したことなどが利益率の低下要因となった。また、販管費は人件費や営業経費の増加を主因として前年同期比11.3%増となった。営業経費では旅費交通費や販促のための展示会への出展費用が増加した。営業利益は売上総利益率の低下や販管費の増加により減益となったが、会社計画に対しては費用が計画の範囲内に収まったことで若干上回った。部門別では、学園ソリューション事業やソフトエンジニアリング事業、薬局ソリューション事業・その他が増益となった一方で、ウェルネスソリューション事業、公教育及び公会計ソリューション事業が減益となった。なお、2023年4月末の連結従業員数(役員含む)は前年同期比6名増の273名となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《AS》

 提供:フィスコ

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