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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3793 ドリコム

東証G
768円
前日比
-14
-1.79%
PTS
768.1円
11:27 05/09
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
219 3.92 4.73
時価総額 224億円
比較される銘柄
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オルトP
決算発表予定日

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<動意株・12日>(大引け)=ドリコム、イーガーディ、gumiなど(その1)

 ドリコム<3793>=上昇加速。6月に上放れを鮮明とし、以降は25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を形成してきたが、ここ買いの勢いが加速している。同社はスマートフォン向けアプリの企画・開発・運用を主力展開するが、そのノウハウを生かし「Web3事業」への参入を明示したことが、株価上昇トレンドの原動力となっている。トークンを介した形で実現する分散型ネットサービスを開発の起点に事業化を目指す方針で、その皮切りにThirdverse(東京都千代田区)とGameFi領域におけるブロックチェーンゲームの企画・開発・運営に関する基本合意契約を締結し注目を集めた。業績面でも回復色が強い。22年3月期は広告宣伝費の負担が重荷となり営業23%減益となったが、23年3月期は複数の有力作品が貢献してこれをこなす利益の源泉を確保、営業利益段階で前期比26%増の20億円と切り返す見通しにある。

 イー・ガーディアン<6050>=75日線と合わせ25日線も一気にブレーク。ネット上の多岐にわたるセキュリティーニーズにワンストップで対応が可能な総合ネットセキュリティー企業として業績はここ10年間にわたり高成長路線をひた走る。メタバースやNFT関連分野への進出にも意欲を示し、同分野のスタートアップと連携して需要開拓を進めている。22年9月期営業利益は21億7000万円(前期比10%増)予想と好調だが、第3四半期時点の進捗率から一段と上振れの公算が大きいとみられている。

 gumi<3903>=ストップ高。前週末9日の取引終了後、第1四半期(5~7月)連結決算を発表しており、売上高42億8000万円(前年同期比17.3%増)、営業利益1億6300万円(前年同期5億9600万円の赤字)、最終損益5億7000万円の赤字(同15億9300万円の赤字)と営業損益が黒字に転換して着地した。モバイルオンラインゲーム事業で前期に配信を開始した「乃木坂的フラクタル」及び「ラグナドール 妖しき皇帝と終焉の夜叉姫」が増収に貢献したほか、開発・運用体制の適正化により人件費及び外注費が減少したことが営業損益の黒字化につながった。また、複数の有力チェーンにおけるノード運営及びブロックチェーンコンテンツの開発・提供にかかる収益寄与でメタバース事業が黒字転換した。なお、23年4月期通期業績予想は適正かつ合理的な数値の算出が困難であるとして非開示としている。

 鎌倉新書<6184>=ストップ高。前週末9日の取引終了後に発表した第2四半期累計(2~7月)連結決算が、売上高23億2400万円(前年同期比29.7%増)、営業利益3億1100万円(同13.6%増)、純利益1億8700万円(同1.7%増)と2ケタ営業増益となったことが好感されている。お墓や葬儀、仏壇の既存事業が2ケタ成長に回帰したほか、新規事業の相続、介護、官民協働事業が大きく伸長した。特に相続事業に関しては顧客起点でのマーケティング施策が功を奏し、収益化を果たした。なお、23年1月期通期業績予想は、売上高50億円(前期比30.7%増)、営業利益6億4000万円(同20.1%増)、純利益4億3000万円(同19.1%増)の従来見通しを据え置いている。

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