ドリコムが上昇加速、業績回復色強め「Web3事業」への展開に期待感
ドリコム<3793>が一時7.4%高に買われる人気となった。6月に上放れを鮮明とし、以降は25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を形成してきたが、ここ買いの勢いが加速している。同社はスマートフォン向けアプリの企画・開発・運用を主力展開するが、そのノウハウを生かし「Web3事業」への参入を明示したことが、株価上昇トレンドの原動力となっている。トークンを介した形で実現する分散型ネットサービスを開発の起点に事業化を目指す方針で、その皮切りにThirdverse(東京都千代田区)とGameFi領域におけるブロックチェーンゲームの企画・開発・運営に関する基本合意契約を締結し注目を集めた。
業績面でも回復色が強い。22年3月期は広告宣伝費の負担が重荷となり営業23%減益となったが、23年3月期は複数の有力作品が貢献してこれをこなす利益の源泉を確保、営業利益段階で前期比26%増の20億円と切り返す見通しにある。
出所:MINKABU PRESS
業績面でも回復色が強い。22年3月期は広告宣伝費の負担が重荷となり営業23%減益となったが、23年3月期は複数の有力作品が貢献してこれをこなす利益の源泉を確保、営業利益段階で前期比26%増の20億円と切り返す見通しにある。
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