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3726 フォーシーズHD

東証S
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フォーシーズHD---23年9月期は減収なるも、通販事業は売上高増となり卸売事業の利益は増加


フォーシーズHD<3726>は10日、2023年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.1%減の21.36億円、営業損失が2.14億円(前期は1.19億円の損失)、経常損失が2.16億円(同1.16億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失が2.72億円(同1.56億円の損失)となった。

同社グループにおいては業績回復に向けて、各セグメントそれぞれの営業スタイル特性に合わせた施策を積極的に推進している。また、独自の市場リサーチ手法を活かした自社オリジナル商品の開発・販売を行っているiiyがグループの傘下となった。通販事業はiiyの関連子会社化によりセグメントに組み込まれたこともあり、売上高については前年度を上回る結果となり、安定的な黒字化が実現できた。卸売事業についても中国からのインバウンド需要が予測より下回ったため、前年度に対し売上高は若干下回ったが、営業利益については大きく改善することができ黒字化が実現できている。さらに、新しい取り組みとして、販路拡大による売上向上とリピーター獲得を目的とし、ふるさと納税返礼品として同社商品を出品する事業に参入し、現在、奈良県大和郡山市、佐賀県鳥栖市、石川県金沢市、福岡県遠賀郡芦屋町の4自治体で展開している。しかし、客数増加を目的に雑貨商品等をベースとした店舗コンセプトとしたため、原価率が悪化してしまったリテール事業やM&Aのアドバイザリー費用や臨時株主総会開催による想定外の費用計上等の影響もあり、当年度の経営成績は、売上高は減収となり、損益面では損失となった。

2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比30.6%増の27.90億円、営業利益が0.29億円、経常利益が0.23億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.19億円を見込んでいる。

また、当年度の配当については、2023年度9月期の連結決算において、親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことから、年間配当を見送ることを発表した。

《SI》

 提供:フィスコ

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