セルシスが急反落、２３年１２月期業績予想を一転減益へ下方修正

　セルシス<3663>が急反落している。１１日の取引終了後、２３年１２月期の連結業績予想について、売上高を８４億７６００万円から８１億９６００万円（前期比８．７％増）へ、営業利益を１５億７３００万円から１３億３０００万円（同９．２％減）へ、純利益を１０億８４００万円から２億２００万円（同８０．７％減）へ下方修正し、増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。子会社カンデラジャパンが行っているＵＩ／ＵＸ事業を譲渡するのに伴う売上高の減少や費用の発生、特別損失の計上などが要因としている。

　同時に上限を３００万株（発行済み株数の８．５８％）、または１５億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は５月１２日から１１月３０日までで、資本効率の一層の向上と経営環境に応じた機動的な資本政策を遂行することが目的という。

出所：MINKABU PRESS