貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3446 Jテック・C

東証P
1,999円
前日比
-1
-0.05%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
32.8 5.03 2.88
時価総額 118億円
比較される銘柄
三益半導, 
トーカロ, 
ニッパツ
決算発表予定日

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<動意株・4日>(大引け)=Hamee、さくらネット、ファーマFなど

 Hamee<3134>=後場一段高。同社はきょう、自社提供しているクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」の追加機能として、ユーザーの商品在庫を見える化する「滞留在庫アプリ」をリリースしたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。 「滞留在庫アプリ」は、EC事業者が生産・販売している商品のうち、どの商品が滞留しているのか在庫量を可視化し、その商品が完売するまでの期間を予測することが可能。滞留していると判断された商品は、3月にオープン予定の滞留在庫を流通させる新サービスに出品することができるようになるとしている。

 さくらインターネット<3778>=切り返し急。値を飛ばし、前日の下げを帳消しにする勢いだ。中国で発生した新型肺炎の感染拡大でサプライチェーン・リスクが浮上し企業業績への影響が警戒されている。製造業は影響を受けやすい一方、企業のIT投資などに関わる企業群は相対的優位な位置にある。データセンター大手で人工知能(AI)・IoT分野に注力姿勢をみせる同社株もその一角。特に政府が政策的に後押しする教育ICTでは、同社は教育機関向けクラウドサービス「edumap(エデュマップ)」の展開に期待が大きい。19年4~12月期の営業利益は前年同期比41%増の6億1900万円と大幅な伸びを確保している。

 ファーマフーズ<2929>=ストップ高。同社はきょう、グループの通信販売事業で薬用育毛剤「ニューモ」の定期顧客件数が7万5000件を突破したと発表。3カ月前と比べて2.5倍に急増しており、これが材料視されているようだ。「ニューモ」は、日米で特許を取得したタマゴ由来の成分「HGP」を配合した薬用育毛剤。現在の購入者は男性が9割を占めているが、同社は今月にも女性向けを市場投入するとしている。

 ジェイテックコーポレーション<3446>=急反騰。3日の取引終了後、国内大手企業から水晶振動子ウェハー加工システムの大型受注を獲得したと発表したことが好感されている。同社では、各種ナノ加工技術を利用して半導体分野や宇宙分野、医療分野などへの参入を図っていたが、水晶振動子ウェハー加工システムは実用化のメドが立ったため正式に受注することになったという。受注金額は2億3000万円で、同件の売り上げ計上時期はその他の既存案件の進捗とともに精査中としている。

 レンゴー<3941>=一気に底値離脱。3日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、営業利益を350億円から410億円(前期比62.1%増)へ、純利益を250億円から280億円(同63.1%増)へ上方修正したことが好感されている。台風や長雨などの天候不順の影響や、中国の景気の減速などの影響で販売量が計画を下回り、売上高は7000億円から6850億円(同4.9%増)へ下方修正したが、開発製品を中心に積極的な提案型営業を推進したことで採算が改善したほか、連結子会社の増加や古紙価格が想定を下回っていることなどが利益を押し上げるという。また、業績予想の修正に伴い、従来8円を予定していた期末配当を4円増額して12円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は20円(従来予想16円)となり、前期実績に対しては6円の増配になる予定だ。

 ウェルネット<2428>=底入れ反転の動き。株価は昨年11月以降下値模索の展開を続けてきたが、きょうは物色人気が集中。同社はコンビニ向けなどを主力に決済代行業務を手掛けているが、足もと利益の伸びが顕著だ。3日取引終了後に発表した20年6月期第2四半期(19年7~12月)決算は、営業利益が前年同期比63.2%増の4億7800万円と急拡大、これを手掛かりに大口の買いが入った。開発・運用に関するノウハウの社内蓄積が進展したことを背景に内製化を進めるなど合理化努力が利益率の改善につながっている。国内でキャッシュレス化に向けた動きが政策の後押しで活発化していることも同社に追い風となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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