貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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3402 東レ

東証P
715.2円
前日比
-5.0
-0.69%
PTS
715円
21:41 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
19.8 0.69 2.52 6.28
時価総額 11,668億円
比較される銘柄
帝人, 
東洋紡, 
グンゼ
決算発表予定日

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三機工業 Research Memo(2):建築設備・プラント設備事業の総合エンジニアリング会社。高い技術力と信用が強み


■会社概要

三機工業<1961>は1925年に旧三井物産(株)の機械部を母体として設立された設備会社である。最初の大型工事である東洋レーヨン(株)(現 東レ<3402>)の滋賀工場と青森製氷(株)の冷蔵倉庫工事を施工したことから始まった。当初は暖房、衛生、建材などを扱い、その後、電気設備にも進出し、建築設備の企画・設計・施工まで一貫した業務を主として事業展開している。

戦後は建設需要の高まりにより業績を伸ばし、1958年には資本金が10億円を超えた。その後は1964年東京オリンピック関連のプロジェクトにも参画し、日本経済の成長とともに業績を伸ばした。事業分野も空調、衛生、電気などの建築設備事業から、搬送機器、搬送システム、水処理、廃棄物処理等へ拡大し、現在では国内トップクラスの総合建築設備会社となっている。株式については1950年に東京証券取引所(以下、「東証」)に上場し、現在は東証プライム市場に上場している。

同社は、2016年3月期に創立90周年を迎え、2025年の創立100周年に向けた長期ビジョン“Century 2025”を発表した。第1ステップであるPhase1は2019年3月期に完了し、2020年4月からはPhase2を遂行してきたが、2022年3月期でおおむね期初の目標は達成したと言える。2023年3月期より“Century 2025”の最後の段階であるPhase3に入った。この計画が終了する2025年に100周年を迎える同社の今後の動向が注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《SO》

 提供:フィスコ

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