帝人は3日ぶり反発、国内大手証券が目標株価を1450円へ引き上げ
帝人<3401>がは日ぶりに反発している。SMBC日興証券が3日付で投資評価「2」を継続し、目標株価を1260円から1450円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券によると、同社の23年3月期第1四半期決算では、複合成形材料の低迷が継続。価格転嫁が遅れ、前四半期並みの赤字が続いてしまったと指摘。一方で第2四半期以降の価格改定に一定の手応えが示されており、自動車生産の緩やかな回復と相まって、徐々に赤字が縮小すると想定している。また、第2四半期では下方修正を警戒するが、株式市場での期待値は既に低下しており、その後は悪材料出尽くし感が生じる可能性もあるとしている。更に、24年3月期以降は、アラミド繊維、炭素繊維の数量増に加え、複合成形材料の赤字縮小により、マテリアルで大幅増益が続くと予想しており、収益性の改善の確度が高まれば、再評価の余地があるとしている。
出所:MINKABU PRESS
同証券によると、同社の23年3月期第1四半期決算では、複合成形材料の低迷が継続。価格転嫁が遅れ、前四半期並みの赤字が続いてしまったと指摘。一方で第2四半期以降の価格改定に一定の手応えが示されており、自動車生産の緩やかな回復と相まって、徐々に赤字が縮小すると想定している。また、第2四半期では下方修正を警戒するが、株式市場での期待値は既に低下しており、その後は悪材料出尽くし感が生じる可能性もあるとしている。更に、24年3月期以降は、アラミド繊維、炭素繊維の数量増に加え、複合成形材料の赤字縮小により、マテリアルで大幅増益が続くと予想しており、収益性の改善の確度が高まれば、再評価の余地があるとしている。
出所:MINKABU PRESS