デリカフーズ---新たな中期経営計画「Next Change 2020」を発表

デリカフーズ<3392>は2月9日に2017年3月期第3四半期（16年4-12月期）決算を発表。売上高が前年同期比9.9％増の260.23億円、営業利益が同28.9％減の4.20億円、経常利益が同25.3％減の4.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同27.5％減の2.72億円となった。

2015年4月に奈良FSセンターが稼動したほか、2016年6月には西東京FSセンターが稼動。両FSセンターの食品安全確保・リスク管理体制、最新の生産設備などを顧客から評価され、新規顧客の獲得や既存取引の深耕が順調に進んだものの、天候の影響による野菜価格の高騰等の影響や西東京FSセンター開設に伴う立ち上げ費用や減価償却費等が増加した結果、減益での着地となった。

あわせて新たな中期経営計画「Next Change 2020」を発表。2020年3月期での連結売上400.0億、連結経常利益11.0億、連結純利益6.8億、ROE8.0%、株主配当1株あたり20円を目指す。また、大崎善保氏の代表取締役社長就任を発表。代表取締役社長の若返りによる新体制で同計画を着実に推進し、グループの更なる成長と企業価値向上を図るためとしている。

2017年3月期通期では売上高が前期比6.1％増の335.00億円、営業利益が同21.7％減の5.35億円、経常利益が同20.9％減の5.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.6％減の3.34億円とする11月10日に公表した業績予想を据え置いている。

《HK》

　提供：フィスコ