バイク王 Research Memo(11):業績好調を前提に3期連続で増額配当を実施予定
■株主還元策
バイク王&カンパニー<3377>は、配当を株主還元における重要な施策と考えている。安定的な配当を行うことを念頭に置きつつ、業績等を勘案したうえで配当金額を決定している。この方針に則り2022年11月期は中間配当10.0円、期末配当金については10.0円を予想しており、年間配当は前期実績から年間4.5円増配の年20.0円を計画。今後も配当還元の基本方針に則り配当性向30%を目指す。
また、株主優待制度も実施している。優待内容はバイク購入やパートナーズパック※加入に利用できるものであり、1単元(100株)以上を保有する株主に対して、(1)同社がリテール(小売販売)するバイク(126cc以上)購入に利用できる「バイク1台につき1万円割引優待券」、(2)バイク(126cc以上)購入時、パートナーズパック加入に利用できる「1万円割引優待券」となる。
※同社バイクを購入し、本サービスの契約を締結した顧客を対象に、排気量ごとに定められた定額料金のみで6ヶ月ごとの定期点検等が受けられるサービス。
さらに、2021年9月には、上記に加え、バイクとその用品・部品、バイク関連以外の商品等を取り扱うECサイト「バイク王ダイレクト」で使用できるポイント「1,000円分」を加えている。
バイク王ダイレクトでは良質な中古バイク4,000台、バイク用品・パーツ40万点を掲載。またバイク関連のみならず、アウトドア・キャンプ用品、電動モビリティ(電動アシスト自転車・キックボード)、セニアカー等も取り扱っており、今後もユーザーのニーズを取り込んだ取扱商品の拡大を図っていく。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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提供:フィスコ