日本調剤が3日ぶり反落、自社株売り出しによる資金調達を嫌気
日本調剤<3341>がウリ気配でスタートし3日ぶり反落。同社は24日取引終了後、金庫株として保有する自社株200万株を売り出し、最大92億円を調達すると発表した。ジェネリック医薬品の生産体制の強化・拡充を目的に茨城県つくば第2工場の建設資金などに充当する。同社の業容拡大につながる資金調達ではあるものの、株式市場では通常、需給関係の悪化を懸念する格好でネガティブ材料となる。一方、同社は16年3月期の期末配当見通しを従来予想の22円から25円に引き上げたが、これを手掛かりに買い向かう動きは現段階では限定的だ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)