レカム Research Memo(8):1円の復配を決定。業績改善が進めば自社株買いの可能性も
■株主還元
レカム<3323>は株主への利益配当を経営の最重要課題の1つとして認識しており、配当金は連結当期純利益の30%を基準としている。しかし、2015年9月期については業績が計画を下回ったことを背景に見送りを決定。2016年9月期については、事業規模の拡大と業績の向上を最優先課題として取り組むなかで、1円の配当(配当性向22.0%)を予定している。復配が実施されれば、2008年9月期以来、8期ぶりの配当となる。
弊社では、同社の業績改善が進むと配当に加えて、株式安定化対策の一環として自社株買いと消却といった資本政策を実施する可能性も高まってくると考える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)
《HN》
提供:フィスコ