サムティ---「ホテル金沢」への匿名組合追加出資に伴う連結子会社の異動(子会社化)

サムティ<3244>は13日、「ホテル金沢」を信託財産とする信託受益権を保有するホテル金沢に対し劣後匿名組合出資を行い、連結子会社化することを発表した。

「ホテル金沢」は、石川県金沢市堀川新町に所在する鉄骨鉄筋コンクリート造/鉄筋コンクリート造/鉄骨造地上16階・地下2階、敷地面積2,874.19平方メートル、客室数163室のホテル。

同社は、土地の仕入からマンション、ホテル、オフィスの企画開発、賃貸募集、物件管理、物件の保有及び売却をグループで完結することができる総合不動産企業で、地方大都市圏を中心とした日本全国を事業エリアとしている。ホテル事業においては、将来の需要を見据えた投資を継続することを重点戦略に揚げ、国内旅行者数や外国人観光客数の増加とともに、稼働率および客室単価が回復・上昇基調にあると考えており、将来的には、同社グループが上場準備をしているサムティ・ジャパンホテル投資法人へのホテル金沢の組み入れを検討する。
今後、同社は、ホテル金沢、信託受託者である信託銀行との間でMLPM契約を締結し、固定賃料を支払う予定で、子会社であるサムティホテルマネジメントが、運営会社であるホテル金沢に100％出資する予定としている。取得する出資持分及び移動後の出資比率はともに50.2％、出資実行日は2024年3月14日(予定)。

《HH》

　提供：フィスコ