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3198 SFPホールディングス

東証P
2,026円
前日比
+12
+0.60%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
30.8 5.96 1.28 4.28
時価総額 462億円
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SFP Research Memo(4):新業態の開発に取り組むとともに、地方都市への進出に向けても進展を図る


■活動実績

SFPホールディングス<3198>は、前期における活動実績(店舗改装による既存店の強化や新業態へのチャレンジなど)等を踏まえ、新たな成長戦略である「一等立地マルチコンテンツ戦略」を打ち上げた。すなわち、独自の収益モデルである「駅前一等立地の路面店」の強みを最大限に生かすため、「磯丸水産」モデルに様々なコンテンツを掛け合わせる(商材及びその提供方法を変えていく)ことで幅広い客層に対応するとともに、持続的な成長を目指す戦略と言える。今期は、今後の成長に向けた基礎づくりの時期と位置付け、前期からの2段構えにより、1)既存店収益の維持・活性化、2)新業態の確立、3)成長性の拡大、の大きく3つのアクションプランに取り組んでいる。

1. 既存店収益の維持・活性化
2本目の柱となってきた「鳥良商店」ブランドのスピーディな確立や既存立地の強みを最大限に生かすため、既存店からの業態転換を25店舗(そのうち、「磯丸水産」から「鳥良商店」への業態転換は20店舗)で実施。その結果、「鳥良商店」の店舗数は49店舗に拡大するとともに、一部の店舗を除いて、期待どおりの成果を出すことができた。見込み違いのあった部分を含め、ここで得られた経験則は「一等立地マルチコンテンツ戦略」を推進するうえで重要なノウハウになるものと考えられる。また、業態転換により上野6丁目エリアの同じ通りに4業態4店舗出店を行うなど、「一等立地マルチコンテンツ戦略」の具体化に向けても1つの事例を示すことができたと言える。さらには、前期に引き続き、店舗改装を6店舗(鳥良1店舗、磯丸水産5店舗)で実施するとともに、不採算立地の3店舗(磯丸水産2店舗、いち五郎1店舗)を閉店し、収益力の強化を図った。

2. 新業態の確立
新業態として、新たな洋食業態「BISTRO Una Strada」※1や浜焼き一品料理「浜焼ドラゴン」※2を出店。また、3本目の柱として順調に立ち上がってきた「いち五郎」についても、一部の店舗(平塚店及び八王子店)を、より定食屋に近い(客単価の低い)業態である「いち五郎食堂」へとブラッシュアップを図っている。

※1 気軽に酒と料理、空間を楽しめる普段使いにピッタリのビストロ。自家製サングリアやクラフトビールをはじめ、30種類以上ある豊富なドリンクを組み合わせ、自分流のカクテルを作って楽しむことができる。
※2 看板商品の帆立やサザエなど自分で焼ける浜焼きはもちろん、塩もつ煮など一品料理を豊富に取りそろえている新業態。明るく気軽な雰囲気の店づくりで、ひと手間かけた定番メニューの数々を楽しむことができる。


3. 成長性の拡大
今後の成長に向けて、首都圏及び関西圏を中心に8店舗(うち、関西圏は3店舗)を新規出店するとともに、前述のとおり、新業態の開発(確立)にも取り組んだ。また、2018年10月1日には、東北地方第1号店(磯丸水産)を仙台にオープン。既に出店実績のある関西圏のほか、FC展開している九州圏(福岡県博多市および北九州市)や中部圏(愛知県名古屋市)に続き、地方都市への進出に向けて第一歩を踏み出したと言える。その背景には、新業態の確立によりドミナント展開※が可能となってきたことから、単一業態では展開できなかった地域へも進出が可能となったことがある。また、展開スピードや現地に根差した運営等を重視し、M&AやFC展開も積極的に検討する方針である。本件を皮切りとして、さらに全国の地方都市(中核都市)へと展開を加速する構えだ。

※複数業態による集中出店により出店数を増やし、1店舗当たりの間接コストの軽減を図る効果が期待できる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《MH》

 提供:フィスコ

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