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2929 ファーマフーズ

東証P
868円
前日比
+15
+1.76%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.5 2.65 2.30 2.01
時価総額 252億円
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ファーマF Research Memo(5):BtoC事業は「ニューモ(R)育毛剤」を主力に製品ラインナップを拡充


■事業概要

2. BtoC事業
BtoC事業は、「発明企業の通販事業」として、ファーマフーズ<2929>独自の機能性素材を配合したサプリメント及び医薬部外品(「タマゴ基地(R)」ブランド)並びに化粧品(「フューチャーラボ」ブランド等)の商品を販売している。販売形態は、通信販売方式による消費者への直接販売またはショッピング専門チャンネルへの卸売販売となる。また、2022年7月期第2四半期より明治薬品の新事業「リピート通販事業」を追加した。

主な製品としては、「iHA(R)」配合の膝関節用サプリメント「タマゴサミン(R)」や医薬部外品育毛・発毛促進剤「ニューモ(R)育毛剤」、化粧品では活性卵殻膜配合の化粧品クリーム「珠肌ランシェル(R)」「珠肌のうみつ(R)」や角質ピーリングゲル「デルマQII(R)」などがある。2021年2月には医薬品通販市場参入第1弾として第3類医薬品「ハスV(ハスファイブ)」の販売を開始したほか、2022年3月にはオンキヨーの補聴器の販売も開始した。また、クロスセル販売でロート製薬のアイケアサプリメント「ロートV5粒アクトビジョン」等を2022年7月期より展開している。

アイテム別では、育毛・発毛促進剤「ニューモ(R)育毛剤」が発売からわずか2年でヘアケア市場における売上No.1を達成するヒット商品となったことで、全体の収益に大きく寄与している。化粧品分野では、永久白髪染毛剤「ヘアボーテ(R) エクラ ボタニカルエアカラーフォーム」(医薬部外品)の売上が拡大している。また、2022年7月期より販売を開始したまつ毛美容液「まつ毛デラックス WMOA」や、「ロートV5粒アクトビジョン」等のクロスセル販売も好調に推移しているほか、明治薬品の機能性表示食品「シボラナイト(R)GOLD」が急拡大している。今後も「ニューモ(R)育毛剤」を主力に製品ラインナップを拡充させる方針だ。

なお、BtoC事業の収益構造については、広告宣伝費と売上高の発生時期が異なる構造となっているため、注意が必要である。具体的には、広告宣伝費は顧客獲得時に計上するものの、売上高は定期コース継続中にわたって計上しているため、新規顧客獲得に注力すると一時的に費用が増えることになる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)

《NS》

 提供:フィスコ

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