大冷が大幅続伸、上期の粗利改善維持し２１年３月期営業利益は計画上振れ

　大冷<2883>が大幅続伸している。午後２時ごろ、集計中の２１年３月期単独業績について、売上高が２１６億８０００万円から２２５億７００万円（前の期比１６．２％減）へ、営業利益が５億６００万円から９億４５００万円（同２０．３％減）へ、純利益が３億４７００万円から６億７７００万円（同１６．８％減）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

　新型コロナウイルス感染症拡大の影響による外食産業の落ち込みが、第３四半期は想定どおりに回復に向かい、不透明感の強かった第４四半期も想定の範囲内で進捗した。これを受けて、上期の粗利率改善や経費の縮小を下期も維持することができたため、利益は上振れたとしている。

出所：MINKABU PRESS