味の素が続落、国内大手は飼料用アミノ酸価格がリスクも会社予想比での下振れは限定的との見方
味の素<2802>が3日続落。安く始まった株価は下げ幅を徐々に拡大する展開。現在はきょうの安値圏で推移している。
大和証券は、同社が16年3月期第2四半期累計決算と同時に300億円を上限とする自社株買いを発表したことについて、15年3月期~17年3月期までの3カ年で配当性向30%、総還元係数50%をメドとする株主還元方針を打ち出していることから、今回の自社株買いにより同株主還元の達成がほぼ視野に入ったとの見解を示している。
同証券は、短期では飼料用アミノ酸の価格がリスクと指摘し、前年同期比での飼料用アミノ酸事業の大幅減益は不可避であるものの、同社は今下期のリジン価格の前提を1.25ドル/kg前後としているため、会社予想比での下振れは限定的との見方で、投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2850円から3100円へ引き上げられた。
《MK》
株探ニュース
大和証券は、同社が16年3月期第2四半期累計決算と同時に300億円を上限とする自社株買いを発表したことについて、15年3月期~17年3月期までの3カ年で配当性向30%、総還元係数50%をメドとする株主還元方針を打ち出していることから、今回の自社株買いにより同株主還元の達成がほぼ視野に入ったとの見解を示している。
同証券は、短期では飼料用アミノ酸の価格がリスクと指摘し、前年同期比での飼料用アミノ酸事業の大幅減益は不可避であるものの、同社は今下期のリジン価格の前提を1.25ドル/kg前後としているため、会社予想比での下振れは限定的との見方で、投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2850円から3100円へ引き上げられた。
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