信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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2721 ジェイホールディングス

東証S
274円
前日比
+3
+1.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
7.39
時価総額 18.9億円
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決算発表予定日

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<動意株・7日>(大引け)=アイリッジ、乃村工芸社、ショーケースなど

 アイリッジ<3917>=大幅高で4日続伸。正午ごろ、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が提供するAWSパートナーネットワーク(APN)において「AWSアドバンストティア サービスパートナー」に認定されたと発表しており、これが好感されている。同社は18年に「AWSセレクトティアサービスパートナー」認定を取得し、小売流通、鉄道、金融機関を中心とした幅広い業界にAWSを活用したO2O/OMOアプリや周辺システムの開発・運用を支援してきたが、その後の体制強化と顧客満足度向上が認められ昇格したという。

 乃村工藝社<9716>=急伸、一気に年初来高値更新。6日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高474億8400万円(前年同期比8.6%増)、営業利益10億4000万円(同13.1%増)、純利益8億3000万円(同14.8%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。前年同期に複数の大型案件を完工した博物館・美術館市場、博覧会・イベント市場などの売り上げが減少した一方、首都圏において大型商業施設の新装や改装が相次いだ複合商業施設市場や、テーマパーク施設やホテルのリニューアルなどを手掛けた余暇施設市場などの売り上げが増加し全体を牽引した。23年2月期通期業績予想は、売上高1100億円(前期比1.0%減)、営業利益45億円(同17.2%減)、純利益29億5000万円(同26.0%減)の従来見通しを据え置いている。

 ショーケース<3909>=動意。午前10時ごろ、同社のオンライン本人確認/eKYCツール「ProTech ID Checker」で活用されている「顔認証技術」が特許を取得したと発表しており、これが好感されている。同技術は、対象者の顔画像と動作画像を組み合わせてリアルタイム認証を行うもの。同社では、今後も知的財産をはじめとした非財務情報の拡充を進めるとしている。

 エノモト<6928>=急動意。マドを開けて1600円台半ばまで一気に浮上し、大底圏から25日・75日・200日移動平均線をまとめて上抜く人気となった。半導体リードフレームやコネクタなど電子デバイスを手掛けるが業績は20年3月期以降、増収2ケタ増益を続けている。直近では6日付でSBI証券が投資判断を「買い」とし、目標株価3150円で新規カバレッジを行っており、これが材料視されて投資資金を呼び込む形となった。SBI証券では放熱性の高いパワー半導体用リードフレームの成長性を評価している。なお、PER6倍台、PBR0.5倍台、配当利回り3.8%台と株価指標面からも割安感が際立つ。

 ジェイホールディングス<2721>=ストップ高。6日取引終了後、26年12月期までの今後4カ年を対象とする中期経営計画を策定したことを発表した。それによると、中期経営計画の最終年度である26年12月期には売上高20億円(前期実績は1億1600万円)、営業利益4億円(同1億2900万円の赤字)、ROE8%の達成を目標に掲げており、これがインパクトのある株価材料として投資資金を呼び込む格好となっている。

 太洋工業<6663>=ストップ高。同社はフレキシブルプリント配線板(FPC)メーカーで多品種少量生産に強みを持つ。6日取引終了後、米国医療機器市場でのFPCの販路を新たに開拓したことを発表した。シリコンバレーに本拠を置く医療機器関連コンサルティング会社である米エムラヴィ社を通じ、米国の医療機器メーカー向けにFPCの販路を確立することに成功、今後は量産受注も見据えシェア拡大に向け期待が高まる状況となった。これを材料視する買いが集中している。同社株は9月27日にストップ高に買われる人気となったが、その後は急反落となり株価はほぼ往って来いの状態となっていた。ただ、短期間の乱高下で上値にシコリもみられないことから、値動きの軽さに着目した短期資金の再攻勢を誘う形となっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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