米系大手証券、三菱商事=ローソン子会社化によるシナジーは評価が難しい
JPモルガン証券は、16日付の三菱商事<8058>についてのリポートで「ローソン<2651>子会社化を正式公表、子会社化によるシナジーについては現状では評価が難しい」として、以下のような見解を掲載している。
16日、三菱商事はローソンの公開買い付けおよび子会社化について正式公表を行った。三菱商事とローソンの連携強化によるシナジー創出やローソンのオーガニック成長強化など、子会社化による戦略上の狙いについて説明はされたものの、1440億円の追加投資による追加リターンの定量面での詳細はなく、この点については不透明感が残る。
ただし、今回の投資は(1)同社が掲げる事業投資から事業経営へのシフトを図る狙いであることや(2)キャッシュフロー経営をベースに資産入れ替えも予定しており、今後キャッシュ収支のバランスを図る方向であることは、通期見通しの上方修正に伴う株主還元強化の可能性を残すこととなり、一定の安心感を与えた。引続き、商社株におけるトップ推奨との位置づけは不変。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
16日、三菱商事はローソンの公開買い付けおよび子会社化について正式公表を行った。三菱商事とローソンの連携強化によるシナジー創出やローソンのオーガニック成長強化など、子会社化による戦略上の狙いについて説明はされたものの、1440億円の追加投資による追加リターンの定量面での詳細はなく、この点については不透明感が残る。
ただし、今回の投資は(1)同社が掲げる事業投資から事業経営へのシフトを図る狙いであることや(2)キャッシュフロー経営をベースに資産入れ替えも予定しており、今後キャッシュ収支のバランスを図る方向であることは、通期見通しの上方修正に伴う株主還元強化の可能性を残すこととなり、一定の安心感を与えた。引続き、商社株におけるトップ推奨との位置づけは不変。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)