★本日の【イチオシ決算】 セルソース、トリケミカル、菱洋エレク (8月31日)

１）本日（8月31日）引け後に発表された決算・業績修正

　●イチオシ決算

【セルソース <4880> [東証Ｇ]】　★今期経常を20％上方修正・最高益予想を上乗せ
　◆22年10月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.1億円→13.4億円に20.2％上方修正。増益率が11.1％増→33.6％増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。提携医療機関数の拡大などを背景に、再生医療関連事業で加工受託件数が大幅に増加しているほか、化粧品販売でBtoBモデルへの変革が奏功し、同サービスの売り上げが想定以上に伸びることが要因。

　●サプライズな決算発表・業績修正

　トリケミカル <4369> [東証Ｐ]　　★今期経常を16％上方修正・最高益予想を上乗せ
　◆23年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比43.3％増の35億円に拡大し、従来予想の25.9億円を上回って着地。最先端半導体向けを中心に半導体製造用化学材料の需要が旺盛だったことが寄与。持ち分法投資利益の計画上振れに加え、円安による為替差益の増加も利益を押し上げた。
　　併せて、通期の同利益を従来予想の57.3億円→66.4億円に16.0％上方修正。増益率が8.2％増→25.6％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　菱洋エレク <8068> [東証Ｐ]　　★今期経常を一転42％増益に上方修正、配当も10円増額
　◆23年1月期上期(2-7月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の24.7億円に急拡大して着地。産業分野やOA機器向けを中心に半導体の販売が大きく伸びたことが寄与。
　　併せて、通期の同利益を従来予想の22億円→34億円に54.5％上方修正。従来の8.3％減益予想から一転して41.7％増益見通しとなった。
　　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→110円(前期は120円)に増額修正した。

２）9月1日の決算発表銘柄（予定）
　■引け後発表
　　◆本決算：
　　　<6778> アルチザ [東Ｓ]
　　　<8057> 内田洋 [東Ｐ]
　　◆第1四半期決算：
　　　<2593> 伊藤園 [東Ｐ]
　　◆第2四半期決算：
　　　<7865> ピープル [東Ｓ]
　　合計4社

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