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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2371 カカクコム

東証P
1,805.5円
前日比
-2.0
-0.11%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
20.4 7.43 2.55 8.54
時価総額 3,579億円
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決算発表予定日

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<動意株・3日>(大引け)=日油、カカクコム、アルメディオなど

 日油<4403>=大幅高。午後2時ごろ、23年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表。売上高が前年同期比21.4%増の520億1400万円、営業利益が同40.8%増の124億5100万円と大幅増収増益で着地しており、これが好感されているようだ。世界的な原燃料価格の高騰継続や半導体の供給不足、ウクライナ危機などの地政学的リスクの影響があったものの、全般に国内外の需要が堅調だった。脂肪酸誘導体や界面活性剤を手掛ける機能化学品事業や、食用加工油脂などを手掛けるライフサイエンス事業が伸びた。なお、通期予想は据え置いた。

 カカクコム<2371>=後場動意。同社は価格比較サイトの草分けでグルメサイト「食べログ」と「価格.com」で業界を先駆する。きょう前場取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は最終利益が前年同期比52%増の41億7000万円と5割強の大幅な伸びを達成、これを好感する買いを呼び込んでいる。新型コロナウイルスによる影響が一巡し「食べログ」の回復が顕著となり収益に貢献している。株価は7月20日にマドを開けて買われて以降も強調展開を維持してきたが、25日・75日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っており、テクニカル的にも上値を見込んだ買いが入りやすくなっている。

 アルメディオ<7859>=ストップ高。企画テスト用CDのトップメーカーで、近年は断熱材や炭素繊維分野に経営の軸足をシフトさせている。2日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は営業利益が1億2400万円の黒字(前年同期は5900万円の赤字)と急改善、23年3月期通期予想は9000万円の赤字だが、第1四半期決算を受け上振れに対する期待が膨らんでいる。

 タスキ<2987>=マド開け急伸、一気に4ケタ大台回復。同社株が1000円台をつけるのは4月5日ザラ場以来で4カ月ぶりとなる。同社はIoT機能を重視した投資用不動産の企画・開発を手掛けている。不動産テックの急先鋒で、時流を捉えて高水準の需要を獲得している。2日取引終了後に発表した22年9月期第3四半期(21年10月~22年6月)決算は営業利益が前年同期比81%増の11億2500万円と急拡大しており、これを評価する形で投資資金が集中した。なお、同社はグロース市場に上場しているがプライム市場への市場変更に積極的に取り組んでおり、これも人気化素地を増幅させている。

 IMAGICA GROUP<6879>=5日ぶり急反発で年初来高値を大幅更新。同社は動画配信事業者を主要顧客とする映像制作大手で、ハイスピードカメラの展開にも注力している。2日取引終了後に発表した23年3月期第1四半期(22年4~6月)決算は営業損益が2億7100万円(前年同期は2億5500万円の赤字)と急速な改善を示しており、これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけている。動画配信向けコンテンツ制作で高水準の需要を開拓しているほか、コマーシャル制作なども回復色を強めている。ハイスピードカメラについては半導体不足の影響が出ているものの受注は堅調。放送映像システムの大型案件獲得も収益に貢献している。

 イリソ電子工業<6908>=一時ストップ高。同社は2日取引終了後、23年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比10.6%増の13億9800万円となり、上半期計画24億8000万円に対する進捗率は56.4%となった。売上高は同6.6%増の119億2900万円で着地した。電動化関連におけるパワートレイン分野の販売拡大とインダストリアル市場が好調に推移したことが寄与。また、収益構造改善の取り組みや原価低減を推進したことが利益を押し上げた。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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