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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2124 ジェイエイシ

東証P
751円
前日比
-9
-1.18%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.6 6.96 3.46 4.69
時価総額 1,243億円
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決算発表予定日

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<注目銘柄>=ジェイエイシ、好環境下で業績拡大期待高まる

 ジェイエイシーリクルートメント<2124>は、業績拡大期待を背景に更なる上値への期待感が強く、上昇一服場面は拾い場と考えたい。

 同社は国際人材採用に強みを持つ人材紹介の準大手。8月10日に発表した上期(1~6月)連結決算は、営業利益が39億1100万円(前年同期比18.6%増)となり、従来予想を約8億4000万円上回って着地した。顧客企業全般における求人意欲の高さを背景に、国内人材紹介事業が引き続き好調だったほか、海外事業と国内求人広告事業も想定以上に市況の回復が進んだことが要因。売上高は上期として過去最高を更新した。

 好環境のもと、テレビCMを中心とした積極的な広告宣伝投資により、求人登録者数が前年同期比で約2割増加したうえ、コンサルタントの教育体制強化などが奏功し、成約単価も上昇。また、上期末のコンサルタント数は前年同期比16.7%増の929人と計画通りに増加した。これらは今後の業績に貢献するとみられている。

 上期業績は計画を上回ったものの、会社側では広告宣伝費の未消化分の下期計上や景気下振れリスクなどを理由に、22年12月期業績予想は営業利益61億9900万円(前期比6.5%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、求人マーケットの状況から、過度の懸念は不要とみられる。また、同社はこれまでも第3四半期決算発表時に通期業績予想や配当予想を修正するケースが多く、上方修正の公算は大きい。調査機関の中には今期営業利益72億円、23年12月期同92億円を予想するところもある。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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