INPEXと石油資源が4日続伸、OPECプラスは200万バレル減産で合意
INPEX<1605>と石油資源開発<1662>はそろって4日続伸。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国から成る「OPECプラス」の会合が5日に開催され、11月以降の原油生産量を1日当たり200万バレル減らすことを決定した。これを受け、5日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の11月限が前日比1.24ドル高の1バレル=87.76ドルへ上昇。一時、88.42ドルと9月中旬以来、約3週間ぶりの水準に上昇した。今回のOPECプラスでの減産規模は世界需要の2%に相当することから原油需給の引き締まりが意識された。また、米国の石油在庫統計で原油在庫が減ったことも原油価格の上昇要因に働いた。
出所:MINKABU PRESS
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