信用
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1447 ITbook

東証G
279円
前日比
-3
-1.06%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
41.3 3.00
時価総額 68.2億円
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決算発表予定日

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<動意株・18日>(大引け)=ミダック、ITbook、コプロHDなど

 ミダック<6564>=続急伸。15日の取引終了後に発表した21年3月期連結業績予想で、売上高54億3000万円(前期比4.2%増)、営業利益15億7900万円(同5.6%増)、純利益8億4600万円(同6.4%増)と6期連続で営業最高益更新を見込んでいることが好感されている。最終処分場で引き続き受託量の拡大と単価の高い廃棄物の受注に注力するほか、中間処理施設で更なる稼働率の向上と顧客単価の向上を目指すという。なお、20年3月期決算は、売上高52億1300万円(前の期比11.5%増)、営業利益14億9500万円(同36.2%増)、純利益7億9500万円(同40.3%増)だった。

 ITbookホールディングス<1447>=急騰。システム開発会社で官公庁案件に強く、マイナンバー関連のコンサルティングで高実績を持っている。新型コロナウイルスの感染拡大でクローズアップされた政府による一律10万円の現金給付を巡っては、手続きに時間を要することが批判の対象となっている。そうしたなか、災害などによる今後の現金給付を迅速に行うため、マイナンバー制度を活用した現金給付の新たな枠組みを自民党が検討していることが、一部メディアを通じて伝わっており、改めて株価が刺激される状況となっている。自民党は今国会への議員立法の提出を視野に入れ、野党にも協力を求める方針と報じられており、現実味を帯びてきた。

 コプロ・ホールディングス<7059>=ストップ高。同社は15日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比4.9%増の16億7000万円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の70円としていることが好感されているようだ。売上高は同17.3%増の153億9800万円を見込む。リニア中央新幹線関連や都市開発プロジェクト関連の工事、既存インフラの老朽化に伴う再整備など、引き続き建設需要は堅調に推移するとみており、これが追い風となる見通し。また、プラント向け技術者派遣についても積極的な事業展開を図るとしている。

 キョウデン<6881>=5日ぶり急反騰。同社は15日取引終了後に、21年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比37.1%増の30億円としており、これが買い手掛かりとなっているようだ。主力の電子事業では、引き続き国内の少量多品種領域における拡販やコスト競争力の強化に加え、タイ工場の生産性向上や品質改善に努めることで収益力の強化を図る方針。工業材料事業では、長年培ってきた無機鉱物に関するノウハウと生産設備を活用した新販路の開拓や新製品の導入、シナジーの期待できる企業との提携による業容拡大などに取り組むとしている。なお、新型コロナウイルスの影響などから、売上高は同3.1%減の515億円と慎重にみている。

 ベガコーポレーション<3542>=ストップ高で年初来高値更新。同社は15日取引終了後に21年3月期の業績予想(非連結)を発表。21年3月期の経常利益は前期比3.4倍の5億円に急拡大する見通しとしており、これを材料視する買いが入っている。今期も家具・インテリアのインターネット販売「LOWYA」で自社サイトの販売強化とブランド認知拡大に注力し、売上高は前期比11.3%増の151億円と2ケタ増収を見込む。利益面では商品構成の見直しや高利益率商品の開発、物流コストの抑制を図る方針だ。なお、同時に発表した20年3月期の経常損益は1億4600万円の黒字(前の期は2億5600万円の赤字)に浮上して着地した。

 ジーエヌアイグループ<2160>=ストップ高。15日取引終了後に発表した20年12月期第1四半期(1~3月)連結決算(国際会計基準)で税引き前利益が前年同期比46.6%増の3億9000万円に拡大して着地しており、これを好感する買いが向かった。グループ会社の中国北京コンチネント薬業が新型コロナウイルスの感染拡大で営業停止期間があったにもかかわらず、主力の特発性肺線維症治療薬「アイスーリュイ」の販売が引き続き増勢だったことが寄与。ヘルスケア事業ではマスクなどの販売が大幅に増加したほか、米国医療機器事業も収益を確保したことも業績拡大につながった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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