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明日の為替相場見通し=FOMCに視線集中

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)に視線が集中しそうだ。予想レンジは1ドル=157円00~159円00銭。

 FOMCでは、政策金利は5.25~5.50%で据え置かれる見通しだ。焦点は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、その内容が利下げに慎重なタカ派的と受け止められた場合、一段の米金利上昇でドル高・円安につながる可能性がある。ただ、160円に接近する場面では政府・日銀による為替介入も警戒され、上値は抑えられることもあり得る。逆に、利下げに前向きな姿勢が見られた場合、ドル安・円高が見込まれる。FOMCの結果発表に先立ち、米4月ISM製造業景況指数や同ADP雇用統計、米3月雇用動態調査(JOLTS)といった経済指標の発表も予定されており、その結果も注目されている。



出所:MINKABU PRESS

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