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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米FOMCを見極めドル売り抑制も


31日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅縮小は織り込まれ、ドル買いは後退しそうだ。ただ、今後の政策方針については強弱分かれ、強いドル売りは抑制されるだろう。

前日の取引は米10年債利回りが上昇する場面でドル買いが強まり、ユーロ・ドルは1.0830ドル台に失速、ドル・円は130円50銭台に浮上。ただ、本日アジア市場で米金利は上げ渋り、前日のドル買いは縮小した。一方、午前中に発表された中国のPMIは景気の好不況の境目である50を上回る予想外に強い内容となり、リスク回避の円買いを弱めた。ドル・円はやや弱含んだが、心理的節目の130円を上回り底堅さが目立った。

この後の海外市場は米連邦準備制度理事会(FRB)による政策決定を前に、動きづらい展開となりそうだ。FEDウォッチによると、利上げ幅縮小は織り込み済みのためドル買いは入りづらい。また、2月2日には欧州中銀(ECB)の大幅利上げが予想され、ユーロ買いが続けばドルを下押ししよう。一方、利上げ一服を検討すると報じられている半面、引き締め再開の余地も残り、米金利の下げが抑制されれば強いドル売りは回避されよう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:55 独・1月失業率(予想:5.5%、12月:5.5%)
・18:30 英・12月住宅ローン承認件数(予想:4.50万件、11月:4.61万件)
・19:00 ユーロ圏・10-12月期GDP速報値(前年比予想:+1.7%、7-9月期:+2.3%)
・21:00 南ア・12月貿易収支(予想:+53億ランド、11月:+80億ランド)
・22:00 独・1月消費者物価指数速報値(前年比予想:+9.4%、12月:+8.6%)
・22:30 米・10-12月期雇用コスト指数(前期比予想:+1.1%、7-9月期:+1.2%)
・23:00 米・11月FHFA住宅価格指数(前月比予想:-0.5%、10月:0.0%)
・23:00 米・11月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数(前年比予想:+6.65%、10月:+8.64%)
・23:45 米・1月シカゴ購買部協会景気指数(予想:45.0、12月:45.1)
・24:00 米・1月消費者信頼感指数(予想:109.0、12月:108.3)
・06:45 NZ・10-12月期失業率(予想:3.3%、7-9月期:3.3%)
・06:45 NZ・10-12月期雇用者数増減(前期比予想:+0.3%、7-9月期:+1.3%)
・米連邦公開市場委員会(FOMC)(2月1日まで)

《FA》

 提供:フィスコ

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