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大阪金概況:上昇、景気の先行き懸念や米長期金利の低下を反映し押し目買い優勢


大阪取引所金標準先物 23年6月限・日中取引終値:7853円(前日日中取引終値↑81円)

・推移レンジ:高値7855円-安値7796円

4日の大阪取引所金標準先物(期先:23年6月限)は上昇した。先週末に米国で発表された6月ISM製造業景況指数が予想以上に悪化したことで景気後退懸念が再燃し、安全資産とされる金が買われやすかった。同時に、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げの思惑が後退したことから米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の魅力が増すとの見方から、金に資金が向かいやすかった。こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢の展開となった。

《FA》

 提供:フィスコ

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