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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):東電HD、ワークマン、ニトリHD

東電HD <日足> 「株探」多機能チャートより
■東電HD <9501>  654円  +75 円 (+13.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 東京電力ホールディングス<9501>は強弱観対立のなかも売り物をこなし頑強。猛暑による電力需給逼迫を背景に電力料金のスポット価格上昇が続くとの見方が電力株には追い風材料となっている。また、原発再稼働に向けた思惑も高まっており、とりわけ東電が有する世界最大級の柏崎刈羽原発の今後にマーケットの関心が高い。一方、関西電力<9503>も5日移動平均線を足場に目先やや買いが優勢となっている。同社は前週末1日に、大飯原発4号機の運転再開時期について、予定されていた7月下旬から1週間程度早まりそうだと発表、これを好感する形で投資資金を引き寄せた。

■ワークマン <7564>  5,810円  +570 円 (+10.9%)  本日終値
 ワークマン<7564>が急反発。前週末1日の取引終了後に発表した6月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比14.1%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。後半にかけて気温が上昇したことで、空調ファン付きウェアやレディース衣料、半袖Tシャツなどの夏物衣料が好調に推移したほか、防水シューズやレインウェアなどのレイングッズも売り上げを伸ばした。なお、全店売上高は同20.3%増だった。

■東京エネシス <1945>  1,058円  +101 円 (+10.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率2位
 東京エネシス<1945>が大幅高、10%を超える上昇で4ケタ大台を回復した。再生可能エネルギーでは太陽光発電システムの設置で強みを発揮、地盤調査にはじまり部材調達、安全性の高い施工、メンテナンスに至るまで一貫して手掛けるEPC(設計・調達・建設)事業者として高い実績を誇る。原発メンテナンスにも強く、筆頭株主である東京電力ホールディングス<9501>との取引関係が厚い。また、東電HDに次ぐ大株主に光通信が入っている。PBRは依然として0.5倍台で割安感が強い。

■象印マホービン <7965>  1,440円  +81 円 (+6.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位
 象印マホービン<7965>が大幅高で4日ぶりに反発。前週末1日の取引終了後に発表した第2四半期累計(21年11月21日~22年5月20日)連結決算は売上高452億4700万円、営業利益48億4400万円となった。会計基準の変更に伴い前年同期との増減率の開示はないものの、6月20日に発表した上方修正に沿った形の着地となった。22年11月期通期業績予想は、修正予想である売上高815億円、営業利益50億円を据え置いたが、改めて進捗率の高さから上振れ期待が高まっているようだ。

■ニトリホールディングス <9843>  13,080円  +460 円 (+3.7%)  本日終値
 ニトリホールディングス<9843>が大幅反発。前週末1日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算は、売上高2166億4800万円(前年同期比0.6%増)、営業利益369億1700万円(同13.7%減)、純利益249億4200万円(同14.3%減)と2ケタ営業減益となったものの、アク抜け感から買われたようだ。国内でニトリ10店舗、デコホーム16店舗と積極的な出店を進めたことで売上高は増加したものの、急激な円安の進行や海上運賃や原油高騰に起因する輸入コストの上昇などにより売上原価が増大した。23年3月期通期業績予想は、売上高9636億円(前期比18.7%増)、営業利益1506億円(同8.9%増)、純利益1040億円(同7.5%増)の従来見通しを据え置いている。

■SGホールディングス <9143>  2,359円  +78 円 (+3.4%)  本日終値
 SGホールディングス<9143>が反発。前週末1日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、最終利益を960億円から1040億円(前期比2.6%減)へ上方修正したことが好感された。同時に保有する日立物流<9086>株の一部売却を発表しており、売却益を計上することが要因。なお、売上高1兆6500億円(同3.9%増)、営業利益1420億円(同8.8%減)は従来見通しを据え置いている。

■ウイングアーク1st <4432>  1,603円  +51 円 (+3.3%)  本日終値
 ウイングアーク1st<4432>は3日ぶりに反発。午前11時ごろ、高精度な文字認識で帳票をデータ化する「invoiceAgent AI OCR」をスルガ銀行<8358>が採用したと発表しており、これが好感された。今回の採用は、金融庁が金融機関に義務付ける継続的顧客管理の一環として、「お客さま情報確認書」のデータ化業務の効率化に活用。導入による手書き情報のデータ化とワークフローで、年間約5000時間の業務負担削減に貢献したとしている。

■JMDC <4483>  5,980円  +180 円 (+3.1%)  本日終値
 JMDC<4483>が4日ぶりに反発。1日の取引終了後、臨床試験領域へのサービス提供に向けて本格的に取り組むことにしたと発表しており、これが好材料視された。同社は近年、臨床検査値などの治験データを初期段階から電子的に収集・管理するEDC事業を行うクリンクラウドと、CRO(開発業務受託機関)としてのフルサポート業務を有するアイメプロをグループに加えており、グループとして既存の臨床試験事業にデータやICTに関するノウハウを掛け合わせることで、新しいハイブリッド型のCT(臨床試験)モデルの確立に向けて取り組むとしている。また、今後の臨床試験において利活用が期待される電子カルテを中心としたデータアセットの拡大にも引き続き注力するとしている。

■大塚ホールディングス <4578>  4,882円  +113 円 (+2.4%)  本日終値
 大塚ホールディングス<4578>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を4500円から6100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。6月27日に発表されたレキサルティのアルツハイマー型認知症に伴うアジテーションの3本目フェーズ3の成功を受け、同適応症の売上寄与を収益予想に織り込んだ。また、今期申請予定の超音波腎デナベーションシステム「Paradise」、及び導出先が今春に承認を受けた転移性去勢抵抗性前立腺がん用の放射性リガンド治療薬プルビクトの商業ポテンシャルが大きい可能性が示唆されたとしている。

■サカイ引越センター <9039>  4,550円  +85 円 (+1.9%)  本日終値
 サカイ引越センター<9039>が反発。午前11時ごろに発表した6月度の月次売上高(速報)が前年同月比6.5%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。

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