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20日の米国市場ダイジェスト:NYダウは286ドル安、中東情勢悪化を警戒


■NY株式:NYダウは286ドル安、中東情勢悪化を警戒

米国株式市場は続落。ダウ平均は286.89ドル安の33,127.28ドル、ナスダックは202.37ポイント安の12,983.81で取引を終了した。

金利先高観に伴う売りに寄り付き後、下落。イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地上侵攻が迫り、週末にかけて中東情勢の一段の悪化を警戒した売りに続落となった。さらに、下院議長選で第3回投票でも決定ができず、政局混乱への懸念も売り材料となり、終日軟調推移。金利低下にもかかわらずハイテクも売られ、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。セクター別では電気通信サービスが小幅高、自動車・自動車部品が大きく下落。

配車ウーバー配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)はアナリストの目標株価引上げで上昇。通信のAT&T(T)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。地銀のコメリカ(CMA)は第3四半期決算の内容は堅調だったものの、第4四半期の見通しが冴えず、失望感から売られた。また、情報技術ソリューションを提供するHP(HPE)は見通しが嫌気され、下落。クレジットカード会社のアメリカン・エクスプレス(AXP)は第3四半期決算で1株利益が予想を上回ったが、決済ネットワークでの支出額の伸びが予想に満たず、下落した。

投資家の恐怖心をあらわすVIX指数は21.83と3月来の高水準に達した。

(Horiko Capital Management LLC)


■NY為替:米長期金利低下でドルは上げ渋る

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、149円99銭まで上昇後、149円78銭まで下落し、149円86銭で引けた。米金利先高観を受けたドル買いが強まったのち、中東情勢悪化で安全資産としての米国債が買われ長期金利低下に伴いドル売りに転じた。

ユーロ・ドルは、1.0565ドルまで下落後、1.0604ドルまで上昇し、1.0595ドルで引けた。ユーロ・円は、158円46銭まで下落後、158円90銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2120ドルから1.2170ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.8935フランまで上昇後、0.8907フランまで下落。中東情勢悪化を警戒した安全通貨フラン買いが継続した。


■NY原油:伸び悩み、株安を意識した売りが入る

NYMEX原油12月限終値:88.08 ↓0.29

20日のNY原油先物12月限は伸び悩み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比-0.29ドル(-0.33%)の88.08ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは87.53ドル-89.85ドル。ロンドン市場で89.85ドルまで買われたが、その後は伸び悩み、株安を意識して米国市場の後半にかけて87.53ドルまで反落。通常取引終了後の時間外取引では主に88ドル台で推移。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 26.31ドル -0.65ドル(-2.41%)
モルガン・スタンレー(MS) 73.13ドル +0.21ドル(+0.29%)
ゴールドマン・サックス(GS)300.05ドル +0.86ドル(+0.29%)
インテル(INTC) 34.92ドル -0.75ドル(-2.10%)
アップル(AAPL) 172.88ドル -2.58ドル(-1.47%)
アルファベット(GOOG) 136.74ドル -2.24ドル(-1.61%)
メタ(META) 308.65ドル -4.16ドル(-1.33%)
キャタピラー(CAT) 249.20ドル -2.39ドル(-0.95%)
アルコア(AA) 24.01ドル -0.23ドル(-0.95%)
ウォルマート(WMT) 158.76ドル -2.01ドル(-1.25%)

《ST》

 提供:フィスコ

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