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ダウ平均は続伸も伸び悩む IT・ハイテク株の決算に警戒感も=米国株序盤

NY株式24日(NY時間10:55)
ダウ平均   31305.10(+222.54 +0.73%)
ナスダック   10818.77(-40.95 -0.39%)
CME日経平均先物 26980(大証終比:+20 +0.07%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。一時400ドル超上昇する場面も見られた。ただ、買い一巡後はIT・ハイテク株中心に売りが強まり伸び悩んでいる。ナスダックはマイナス圏に下落。

 高インフレ、FRBのタカ派姿勢、そして、リセッション(景気後退)への警戒感は依然として変化はないものの、市場は今週の大手IT・ハイテク株を始めとした、決算ラッシュに関心が移っている。今週は、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アルファベット<>、アマゾン、メタが発表を予定。その結果と市場の反応に注目しているようだ。きょうのIT・ハイテク株は警戒感もあるのか、軟調に推移している。

 市場からは買い戻しを推奨する声も出始めている。「インフレ低下と利下げへの期待に市場が移行するにつれて株価は上昇に転じる可能性がある」といった見方や、「この弱気相場で驚くべきことは、すでに25%も下落しているにもかかわらず、収益がまだ持ちこたえていることだ。失業率は3.5%で、多くの経済指標は依然として拡大傾向にある」といった指摘も聞かれる。

 テスラ<TSLA>が下落。上海工場での増産を受けて中国で自社製品を約5%値下げすると発表した。今年に入ってから導入した値上げを一部解消する。

 アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)<BIDU>といった中国株が大幅安。習近平国家主席が総書記に選ばれ、異例の3期目が始まった。最高指導部と、最高指導部を含む政治局委員には、習主席と関係の近い顔ぶれが揃った。市場では中国経済が委縮するのでは警戒している模様。また、この日は第3四半期のGDPをはじめとした中国の経済統計が発表。強弱入り交じった回復を反映する内容となった。

アリババ<BABA> 60.89(-11.29 -15.64%)
テンセント<TCEHY> 25.22(-4.70 -15.71%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 76.93(-14.31 -15.68%)
ビリビリ<BILI> 8.84(-2.21 -20.00%)
JDドットコム<JD> 34.92(-7.23 -17.15%)

アップル<AAPL> 147.19(-0.08 -0.05%)
マイクロソフト<MSFT> 243.70(+1.58 +0.65%)
アマゾン<AMZN> 118.51(-0.81 -0.68%)
アルファベットC<GOOG> 101.59(+0.11 +0.11%)
テスラ<TSLA> 203.76(-10.68 -4.98%)
メタ・プラットフォームズ<META> 130.80(+0.79 +0.61%)
AMD<AMD> 57.68(-1.14 -1.94%)
エヌビディア<NVDA> 122.96(-1.70 -1.36%)
ツイッター<TWTR> 50.67(+0.78 +1.56%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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