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ダウ平均は500ドル超急落 FOMC受け激しく上下動の末に下げ幅拡大=米国株概況

NY株式21日(NY時間16:24)
ダウ平均   30183.78(-522.45 -1.70%)
S&P500    3789.93(-66.00 -1.71%)
ナスダック   11220.19(-204.86 -1.79%)
CME日経平均先物 26975(大証終比:-145 -0.54%)

 きょうのNY株式市場、終盤にダウ平均は下げ幅を拡大する展開が見られ、500ドル超急落した。午後になってFOMCの結果が発表され、政策金利は0.75%利上げと予想通りではあったものの、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で22年末の金利見通しの中央値が4.375%と予想よりも高かった。23年末は4.625%となっている。FOMC委員が予想以上にタカ派色を強めていることが示された。

 株式市場は売りが強まり、ダウ平均も下げに転じたが、今度はパウエルFRB議長の会見を受け、一気に買い戻しを強めた。議長は「いつか利上げペースを落とすのが適切なる。労働市場は幾分軟化する可能性が非常に高い。いつか利上げペースを落として効果を見極める可能性」などと、幾分タカ派色を和らげる発言を行っていた。ダウ平均は300ドル超上昇に転じた。

 しかし、終盤になって今度は下げを加速。議長は「景気を維持したまま米経済をソフトランディングさせるのは非常に困難」との見解を示した。株式市場は一気に売りを強め、500ドル超の下げに転じる目まぐるしい展開となった。

 個別に、医療機器のパルス・バイオサイエンシズ<PLSE>が上昇。前日引け後に中核技術の進展に向けた焦点のシフトを発表。最高商業責任者を務めていたダナヒ氏を新CEOに、大株主のダッカン氏を執行会長に指名する人事を発表した。ユッカーCEOは最高技術責任者に就任する。

 化粧品のコティ<COTY>が上昇。取引開始前に7-9月期(第1四半期)以降のガイダンスを公表しており、第1四半期の売上高は8-9%の伸びと、従来の6-8%から上方修正した。

 加工食品のゼネラル・ミルズ<GIS>が決算を受け上昇。1株利益が予想を上回ったほか、既存事業売上高も予想を上回る伸びを示した。通期についても従来の見通しから上方修正した。

 ペット保険のトゥルーパニオン<TRUP>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」、目標株価を77ドルでカバレッジを開始した。

パルス・バイオ<PLSE> 1.49(+0.10 +7.19%)
コティ<COTY> 8.04(+0.25 +3.21%)
ゼネラル・ミルズ<GIS> 79.72(+4.31 +5.72%)
トゥルーパニオン<TRUP> 64.97(+1.47 +2.31%)

アップル<AAPL> 153.72(-3.18 -2.03%)
マイクロソフト<MSFT> 238.95(-3.50 -1.44%)
アマゾン<AMZN> 118.54(-3.65 -2.99%)
アルファベットC<GOOG> 100.01(-1.82 -1.79%)
テスラ<TSLA> 300.80(-7.93 -2.57%)
メタ・プラットフォームズ<META> 142.12(-3.97 -2.72%)
AMD<AMD> 74.48(-0.77 -1.02%)
エヌビディア<NVDA> 132.61(+0.85 +0.65%)
ツイッター<TWTR> 41.27(-0.41 -0.98%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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