世界の景気後退は現存する明白なリスク　景気後退の可能性は５０％＝米国株

NY株式20日（NY時間11:00）
ダウ平均　　　31906.27（+79.22　+0.25%）
ナスダック　　　11904.07（+190.92　+1.63%）
CME日経平均先物　27665（大証終比：-15　-0.05%）

　きょうのＮＹ株式市場でダウ平均は反落して始まったものの、これまでのような下押し圧力が強まることもなく、下値では値ごろ感の買い戻しも入るようだ。ダウ平均は序盤の下げを取り戻し、上げに転じている。

　ただ、市場はリセッション（景気後退）への懸念は強いようだ。米大手銀によると、世界の景気後退は現存する明白なリスクで、景気後退の可能性は５０％だという。今年の世界経済の成長率を２．９％、来年を２．６％と予測し、従来の見通しを小幅に下方修正している。

　世界の成長率は潜在成長率を下回り、米国とユーロ圏は今後１２―１８カ月以内に緩やかな景気後退に陥ると予測している。一方で、世界経済は全体的にはうまく切り抜け、一斉に低迷する事態は回避できるとも述べた。

アップル<AAPL>　153.18（+2.18　+1.44%）
マイクロソフト<MSFT>　262.92（+3.39　+1.30%）
アマゾン<AMZN>　122.89（+4.68　+3.96%）
アルファベットC<GOOG>　115.02（+0.40　+0.35%）
テスラ<TSLA>　746.32（+9.73　+1.32%）
メタ・プラットフォームズ<META>　180.63（+4.85　+2.76%）
ＡＭＤ<AMD>　88.82（+2.94　+3.42%）
エヌビディア<NVDA>　177.53（+7.61　+4.48%）
ツイッター<TWTR>　39.69（+0.20　+0.51%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美