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株価指数先物【引け後】 上へのトレンドが強まる可能性


大阪9月限
日経225先物 33260 +490 (+1.49%)
TOPIX先物 2327.0 +36.5 (+1.59%)

 日経225先物(9月限)は前日比490円高の3万3260円で取引を終了。寄り付きは3万3100円とシカゴ日経平均先物清算値(3万3095円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。現物の取引開始直後に付けた3万2990円を安値にリバウンド基調が強まり、前場中盤にかけて一時3万3390円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利食い優勢となり、後場中盤には3万3010円まで上げ幅を縮めたものの、節目の3万3000円近辺での底堅さが意識された。終盤にショートカバーが入り、3万3260円までの切り返しを見せて取引を終えた。

 日経225先物は先週末の米国市場の上昇のほか、為替市場では円相場が一時1ドル=142円台へと円安に振れて推移しており、買い戻しが優勢となったようだ。決算発表が本格化するなか、積極的なロングは限られたものの、節目の3万3000円接近での押し目買い意欲の強さがうかがえた。

 また、ボリンジャーバンドの+1σは3万3190円まで切り上がってきたが、同バンドを上回って終えていることから、支持線として意識されやすいだろう。本格化する決算のほか、米国の経済指標の結果を見極める必要はあるものの、方向性としては+2σが位置する3万3630円処が、目先的なターゲットになりそうだ。そのため、+1σ水準で強弱感が対立する場面ではショートを避け、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 また、週足ベースでも、13週移動平均線を支持線としたリバウンドの形状を見せている。7月上旬にボリンジャーバンドの+1σを下回り、その後は同バンドに上値を抑えられる形状を継続していた。しかし、若干ながら本日の上昇でバンドを上回ってきており、テクニカル面では、上へのトレンドが強まる可能性が高まってきたようだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.29倍に低下した。一時14.34倍まで上昇し、75日線を上回る場面も見られた。しかし、その後は円安を手掛かりに輸出関連への物色が強まったこともあって、TOPIX型優位の展開だった。指数インパクトの大きい値がさ株の強い値動きも見られたが、本日はファナック <6954> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]が軟調推移となり、日経平均型の重荷となった。

 手口面では、日経225先物はUBS証券が1385枚、シティグループ証券が1336枚、日産証券が984枚、BNPパリバ証券が768枚、野村証券が546枚の買い越しに対して、ABNクリアリン証券が3933枚、ソシエテジェネラル証券が1311枚、ゴールドマン証券が1142枚の売り越しだった。

 TOPIX先物はみずほ証券が2326枚、ゴールドマン証券が1428枚、シティグループ証券が1282枚、バークレイズ証券が1175枚、ABNクリアリン証券が1028枚の買い越しに対して、JPモルガン証券が2799枚、ソシエテジェネラル証券が2100枚、BNPパリバ証券が1834枚、大和証券が888枚、三菱UFJ証券が603枚、野村証券が595枚の売り越しだった。

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