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ダウ先物は144ドル高 メタの決算が雰囲気サポート 米GDPでやや伸び悩む=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:45)
ダウ先物 33568(+144.00 +0.43%)
S&P500 4095.00(+19.00 +0.46%)
ナスダック100先物 12999.25(+111.50 +0.87%)

 米株価指数先物市場でダウ先物が上昇しているほか、きょうもIT・ハイテク株は買いが先行しており、ナスダック100も一時1%を超える大幅高となった。

 前日引け後に発表されたメタ<META>の第1四半期の決算が雰囲気をサポートしている模様。売上高の大半を占める広告収入が予想以上に好調だったほか、第2四半期の売上高見通しも予想を上回り、デジタル広告の回復の兆しを示す決算となった。そのほか、イーベイ<EBAY>や、取引開始前に発表のキャタピラー<CAT>の決算も好調だった。ただ、キャタピラーは先行きへの不安も示し、株価は時間外で軟調に推移。

 前日のマイクロソフト<MSFT>やアルファベット<GOOG>などIT大手の決算は予想を上回る内容が相次いでいるが、市場からは慎重な声も聞かれる。「S&P500企業の大半が予想を上回る決算を発表しているにもかかわらず、最悪の事態は終わっていない。事前に予想自体が15%ほど下方修正されている。その下方修正された予想を上回っている事実は、その場のセンチメントには良いことなのかもしれない。しかし、ネガティブ・サプライズを嫌う市場のために下方修正された数字を単に上回っているだけのことだ」との指摘も出ている。

 本日はアマゾン<AMZN>とインテル<INTC>が引け後に決算発表を予定。

 なお、日本時間21時半に第1四半期の米GDP速報値が発表され、前期比年率換算で1.1%増と予想(1.9%増)を下回っていた。個人消費も3.7%増と予想を下回る内容。ただ、市場はインフレ警戒感が強い中で、GDPデフレータやPCEコアデフレータが前回を上回り、予想も上回ったことを嫌気している模様。発表後に米株式市場は伸び悩む動きが見られている。

米実質GDP(速報値・前期比年率)(第1四半期)21:30
結果 1.1%
予想 2.0% 前回 2.6%
個人消費
結果 3.7%
予想 4.2% 前回 1.0%
GDPデフレータ
結果 4.0%
予想 3.7% 前回 3.9%
PCEコアデフレータ
結果 4.9%
予想 4.6% 前回 4.4%

(NY時間08:55) 時間外
キャタピラー<CAT> 216.95(+0.76 +0.35%)
アップル<AAPL> 164.97(+1.21 +0.74%)
マイクロソフト<MSFT> 295.22(-0.15 -0.05%)
アマゾン・ドット・コム<AMZN> 108.20(+3.22 +3.07%)
アルファベット<GOOG> 104.80(+0.35 +0.34%)
テスラ<TSLA> 152.45(-1.30 -0.85%)
メタ・プラットフォームズ<META> 239.30(+29.90 +14.28%)
AMD<AMD> 86.88(+0.94 +1.09%)
エヌビディア<NVDA> 273.18(+3.62 +1.34%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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