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東京株式(大引け)=100円安、配当権利落ちの影響で4日ぶり反落

 30日の東京株式市場は前日の欧米株市場がほぼ全面高に買われたことでリスクを取る動きがみられたが、配当権利落ちの影響によりマイナス圏で着地した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比100円85銭安の2万7782円93銭と4日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は12億7527万株、売買代金概算は2兆9680億円。値上がり銘柄数は517、対して値下がり銘柄数は1258、変わらずは43銘柄だった。

 きょうの東京市場は日経平均が終始マイナス圏で推移した。配当権利落ち分が257円程度と試算されており、その影響で下値を試す展開となった。ただ、後場終盤は配当再投資の買いなどが観測されるなか、下げ幅を急速に縮小させ、結局大引け時点で100円安にとどめた。実質的にはプラス圏で引けた格好となっている。前日の米国株市場ではインテル<INTC>やマイクロンテクノロジー<MU>など半導体セクターの主力株が大幅高に買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇も顕著だった。これを受けて、東京市場でも半導体関連の一角に買いが優勢となり全体相場を支えた。売買代金は3兆円には届かなかったが、2兆9000億円台と高水準だった。

 個別では、商船三井<9104>や川崎汽船<9107>などが軟調なほか、ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、日本製鉄<5401>など鉄鋼株も冴えない。ゼンショーホールディングス<7550>が大幅安、有沢製作所<5208>なども安い。ジャフコ グループ<8595>も値を下げた。

 半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が上昇したほか、ソニーグループ<6758>なども堅調。ファーストリテイリング<9983>がしっかり、オリエンタルランド<4661>も上値を追った。第一三共<4568>も買われた。サムコ<6387>は一時値幅制限いっぱいに買われ、値上がり率トップとなった。藤倉コンポジット<5121>、ワイエイシイホールディングス<6298>、円谷フィールズホールディングス<2767>、イビデン<4062>なども高い。

出所:MINKABU PRESS

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