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株価指数先物【引け後コメント】 積極的にショートを仕掛ける動きは限られ、スキャルピング中心の短期的な商いに


大阪9月限
日経225先物 28120 -80 (-0.28%)
TOPIX先物 1962.0 -5.0 (-0.25%)

 日経225先物(9月限)は前日比80円安の2万8120円で取引を終了。寄り付きは2万7890円とシカゴ日経平均先物(2万7925円)を下回り、売り先行で始まった。寄り付き直後に2万7870円まで売られたものの、ナイトセッションでつけた安値(2万7850円)を下回らなかったことで、ショートカバーを交えて押し目拾いの動きとなった。グローベックスの米株先物では小幅ながらも主要な指数先物がプラス圏で推移するなか、日経225先物は2万8000円を固める動きから前場終盤にかけて2万8100円まで上昇。後場はこう着感の強い相場ながらも2万8000円~2万8100円辺りでもち合い、引けでつけた2万8120円が本日の高値となった。

 日経225先物は底堅い値動きとはなったが、後場はオプション権利行使の2万8000円と2万8125円とのレンジであり、仕掛け的な動きは入りづらく、スキャルピング中心の短期的な商いにとどまっていたと見られる。グローベックスの米株先物は上げ幅を縮めてきており、日経225先物はナイトセッションで再び2万8000円を下回ってきた。短期的なトレードが中心ではあるが、テクニカル面では25日移動平均線が上値抵抗線として意識されるなか、切り下がる5日線も抵抗線になりそうである。上値切り下げによって、直近安値2万7760円(ナイトセッションを含む)辺りにレンジを切り下げてくる動きも想定しておく必要がありそうだ。

 とはいえ、まずは2万8000円を固める動きのなかでは、2万8000円~2万8250円辺りのレンジとし、2万8000円割れの局面では、ボリンジャーバンドの-1σ水準をサポートとした2万7750円~2万8000円のレンジを想定した押し目狙いのスタンス。先行きに対する不透明感はくすぶるが、本日の値動きを見ても積極的にショートを仕掛けてくる動きは限られているようだ。来週に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、次第に限月交代に伴うロール中心の取引となる。

 メジャーSQ通過後は9月の連邦公開市場委員会(FOMC)に対する警戒感が強まりやすく、積極的にポジションを傾ける動きは入らず、短期的な値幅取り狙いのほか、NTでのヘッジを考慮したスプレッド対応に向かわせよう。なお、NT倍率は前日の安値である14.28倍をつけた後は、75日線を支持線とした底堅さが見られ、前日比変わらずの14.33倍で終えた。NTショートの利食いに伴うリバランスのほか、押し目狙いでのNTロングも入りやすいタイミングのようだ。

 手口面では、日経225先物はBofAが690枚、ドイツが360枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが780枚、ゴールドマンが620枚、モルガンSが430枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はUBSが3060枚、JPモルガンが3030枚、BofAが2260枚程度の売り越しに対して、バークレイズが2120枚、ゴールドマンが2090枚、ソジェンが1500枚程度の買い越しだった。

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