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株価指数先物【引け後コメント】 2万9000円回復後もショートカバーやヘッジ対応の買いで終日堅調な値動きに


大阪9月限
日経225先物 29190 +340 (+1.17%)
TOPIX先物 2005.5 +20.0 (+1.00%)

 日経225先物(9月限)は前日比340円高の2万9190円で取引を終了。寄り付きは2万8930円と、シカゴ日経平均先物(2万8950円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。寄り付きを安値に強い動きを見せ、現物の寄り付き直後に1月高値を突破し2万9000円を回復すると、前場半ばには2万9150円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は2万9100円を挟んで保ち合いが続いたが、後場半ば辺りからレンジを上放れ、引けにかけて一時2万9230円まで買われる場面も見られた。

 日経225先物は2万9000円回復でいったんは達成感につながると見られていたが、節目を突破したことによりショートカバーを交えた買いが入り上げ幅を広げた。また、6月の急落局面でポジションをほぼ解消していたロングオンリーのファンドなどが、先物買いで手当てする動きも意識された。さらに、ダブルインバースの建玉が高水準であることを背景に、ヘッジ対応の動きが指数を押し上げる要因になった。

 指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]は、米ハイテク株の下落もあって終日軟調な推移だったが、ファーストリテイリング <9983> [東証P]の強い値動きによってこれを吸収した。東証プライム市場の8割近い銘柄が上げるなか、ファーストリテイリングのほか、ダイキン <6367> [東証P]やKDDI <9433> [東証P]、リクルートホールディングス <6098> [東証P]などが上昇し、やや日経平均型優位の展開だった。

 これにより、NT倍率は先物中心限月で14.55倍となった。日中は14.53~14.57倍と狭いレンジながら前日の高値水準での保ち合いが続いており、強弱感が対立しやすいところだが、NTロングのスタンスは継続しそうだ。

 なお、グローベックスの米株先物は小幅ながらマイナス圏で推移している。S&P500は前日までの上昇で200日移動平均線を捉えてきた。4326ポイント辺りに位置している200日線を明確に上放れてくるようだとショートカバーが強まりやすく、東京市場でも調整局面では戻り待ち狙いのロング対応になろう。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが2670枚、BNPパリバが770枚程度の売り越しに対して、クレディスイスが1500枚、JPモルガンが750枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はUBSが1350枚、三菱UFJが1140枚、みずほが1050枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1360枚、BNPパリバが1010枚、バークレイズが980枚程度の買い越しだった。

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